04.05.31 MM第57号
【登頂日】 1999年08月21日(土)
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剣山からの細い国道439号線でくぎを踏んでしまい車のタイヤがバーストしてしまった。18歳から車に乗っているが、今までほとんどパンクしたことがなかったが、そんなこともあるかとすぐにスペアータイヤに換え、走りながら修理工場を探した。しかし、見つからず、ガソリンスタンドで修理をする。穴は思ったより大きく、そのままでは穴はふさげず、ラジアルタイヤの中にチューブを入れて直してもたった。 そんなこともあったので石鎚スカイラインを通って土小屋登山口に着いたのは16時近かった。翌日、石鎚山の山頂でご来光を拝もうと山小屋に2食付きで予約してあったので安心して出発した。 (登山口から石鎚山山頂を) |
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登る途中、下山者に何グループかすれ違った。左の写真のような周りの山々を眺めながら順調に登っていった。二ノ鎖小屋からは長い鎖が2本あったが簡単にクリアーできた。 しかし、5時半石鎚山頂白石小屋に着いてびっくりした。予約したはずの小屋が閉まっていたのだ。工事中のような感じだった。そして、地図を見て気が付いたのは、泊まろうとした山小屋と系列で同一の電話番号が他にもあったことだ。しっかり確認しなかった自分がいけなかった。またまたやってしまった。夏でもあるし、夜はそれほど寒くはない。山小屋の陰にビバークしようか、とも思った。が、やめた。 山頂の小屋に宿泊することを楽しみに登ってきたので気落ちしてしまった。そのため、弥山からすぐそばの天狗岳までは苦労した。足が進まなくなってしまったのだ。 (周りの山々と登山路をふり返って) |
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雲が出ていて天狗岳山頂からは遠くの展望は得られなかった。しかし、弥山に戻ると太陽が顔を出した。雲が輝きだした。そのすばらしさに、いつもなら一眼レフを構えているのだが、その気力もなかった。手元にあった小型サブカメラで撮しすぐに下山を開始した。18時過ぎであった。下りも順調で約1時間で下山できた。最後の10分はヘッドライトを点灯した。 車に着くと、なんとタイヤの空気がなかった。ガソリンスタンドでの修理が失敗していた。暗い中で、またスペアータイヤに替えた。国道へ出たところで近所の家で修理工場を聞いたが、閉まっていた。あきらめて、九州へのフェリーに乗るべく佐田岬へ向かった。しかし疲れから、国道脇に駐車し仮眠していると、警察に職務質問されるというおまけ付きだった。そんな、アンラッキーな1日だった。 (弥山より天狗岳を) |