04.06.07 MM第58号
【登頂日】 1999年08月22日(日)
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四国の石鎚山登山でパンクしたタイヤを大分市で交換しようと始発のフェリーで佐賀関に渡った。修理で2時間ロスをしたが、山好きの工員と出会い、予定と違うルートを教えてもらった。当初は湯布院温泉を経由し牧ノ戸峠から入山する予定であった。教わったルートは九重山を時計回りに周り、赤川温泉からの入山である。大分から近いし乳白色の温泉に入れる、ということでこれに決めた。(こちらの方が昔からの登山道だ。) 13時少し前、久住山に向かって赤川温泉を出発した。距離は短いが約600mをほぼ直登で登っていく。薄曇りだが、少し歩くと汗が噴き出す。(中岳より久住山をふり返る。池は「御池」) |
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しばらくすると潅木も終わり、展望が開けた。下をふり返り景色を楽しみながら登った。登り始めて約1時間半で久住山に着いた。人が多くてびっくりした。赤川温泉からのコース上では2組しか会わなかったからだ。やはり標高差が少ない牧ノ戸峠から入山する人が多いのだ。 ここまで登れば360度の展望があり、九重山の山々はもちろんのこと九州の山々が見渡せる。九重山は名前の通り、見事にほぼ同じ高さの山がいくつも並んでいる。 山頂で山々の展望を楽しみながら休憩した。そして最高峰の中岳に向かった。最高峰と言っても久住山とわずか4mしか違わない。名前のように中側にあるので、1度少し下り、「御池」を通り30分で着いた。しかし、不思議なことにここまで足を伸ばす人はごくわずかだった。 (中岳より展望。噴煙が硫黄岳、中央が三俣山) |
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下山は同じコースを戻った。16時少し前、久住山に着いた。もう山頂の人はかなり減っていた。硫黄岳からは相変わらずかなりの噴煙が立ち上っていた。やまなみハイウェイもそうであるが、写真のように高い木はなく草が生えている風景もまた良いものだ。 久住山からの下りは、目の前に広がる高原を見ながらどんどん高度を下げていった。17時少し前、赤川温泉に着いた。早速、大好きな乳白色の温泉に浸かり、汗を流す。しかも、ここの露天風呂は滝を見ながらの温泉であった。赤川温泉が大変気に入った。 (中岳よりの展望) |