2010.07.26 MM第315号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2010年1月11日(月) 【天候】 薄曇り 【コース及び時間】 奥長島ゲート下P9:48−9:54登山口−(沢コース)−10:20山腹コース分岐−10:31釜石峠−10:55突先山〈1022m〉 11:04−11:20釜石峠−11:26山腹コース分岐−(山腹コース)−11:54林道−11:57奥長島ゲート下P 【 登り 1時間7分 下り 53分 合計 2時間 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
登山口(沢コース)があった(写真1) | 釜石峠まで来ればあと少しだ(写真2) |
結構山が深い(写真3) | 富士山が顔を出した(写真4) |
突先山の山頂(写真5) | 山腹コースももうすぐ終わりだ(写真6) |
【感想 等】 暮れから正月と、やや食べ過ぎ・運動不足が続いた。 それで、1月中旬に入ったこの日、周辺の山で少し運動をしようと思い立ち、この突先山と牛ヶ峰[高山](No.314)に登った。 突先山は学生時代に1度登ったことがあるが、ほとんど覚えていない。 当時買った「静岡県登山・ハイキングコース143選(静岡県山岳連盟編集)」にメモがありかろうじてわかった。 静岡市街から県道29号線を北上し、足久保から県道205号線に入る。そこを終点まで行った所に登山口「奥長島」はある。 「奥長島」のバス停があり、簡単なトイレもある。また、ありがたいことに「突先山ハイキングコースのご案内」の地図看板もある。 それによると、登頂コースは3つある。 今回の奥長島からコース、藁科川沿いの立石からのコース、そして尾根続きの大山からのコースである。 民家が終わりしばらく細い舗装道路を走ると「突先山→」と木の標識があった。 その先には鉄製のゲートもあったので近くの路肩に車を止め、歩くことにした。 10時少し前に出発した。 沢沿いを登っていくと、5分ほどで右手に舗装された空き地があり、車3台が止まっていた。 ここが登山者の駐車場だったのだ。 そこには「突先山登山口 沢コース」という木の看板も付いていた(写真1)。 杉林の中を、山を巻くように登っていく。 木橋のある「乗越え石」を過ぎ、「三条の滝」分岐に着いた。 2分で滝に行くことが出来るが、10mくらい下で2人の年輩者が休んでいたのでそのまま通過した。 それから「炭焼き跡」「おおたる滝分岐」を過ぎ、10時20分、山腹コース分岐に着いた。 杉林の中を10分ほど登り、「釜石峠」に着いた(写真2)。 杉林の中の峠であるが、歴史を感じさせる峠である。大川地区と奥長島地区を結ぶ大事な峠であったことが想像できる。 道路マップを見ると、県道205号線がこの突先山で途切れている感じである。 ゆくゆくは両側の集落が道路で繋がるのであろうか。 釜石峠まで登れば、尾根を南下すれば突先山である。 尾根歩きでようやく周りの山々が見えてくる(写真3)。 静岡市街からそれほど離れていないが、山が深いのがわかる。 山の上に富士山も顔を出していた(写真4)。 ここから見えるとは思っていなかったので、すごく得をした感じだ。 山頂が近づくと、両側にクマササが茂り、明るくなった。 釜石峠から30分弱で目的の「突先山(標高1022m)」に着いた(写真5)。 樹木に囲まれ、展望は今一歩であるが1000m余に登れ、富士山を見ることができたのがうれしかった。 帰りは、まず釜石峠まで戻り、そこから数分下りたところにある「山腹コース分岐」から山腹コースに入る。 この山腹コースがどこから始まっているかは、わからなかった。 へんな所に下ってしまったら困るな、とも思ったが、時間は十分あるので行くことにした。 山腹コースは、東の方に山の中腹を巻いて少しずつ下っていく。 作業小屋や間伐された杉林を通り進んでいくと、「奥長島」の標識があった。 それに従って進んでいくと、切り開かれた茶畑に出た。 そこは奥長島の一番奥の集落の上であった(写真6)。 下っていくと、民家の畑の横に「突先山(山腹コース)」の表示があった。 道路に面したところにも、古い木の矢印はあるが、字が読めないくらいであった。 そこから車までは3分であった(上の駐車場に車を置けば、10分かかる)。 曇り空であったが、富士山も見えたし、予期せぬ周遊コースを歩け、楽しめた2時間であった。 |