2011.11.03 MM第367号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

竜爪山2[下] (りゅうそうざん 1051m) 静岡市 静岡百山


メルマガ250号達成記念!CD−ROM(残りわずか!)      TOPに戻る     


この山の私の印象等は・・・                                 

「 あの翌日、迷ったが近くの山で1日2回登りをした 竜爪山[下] 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
    メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」で毎週あなたに届きます。                                          


【歩いた日】     2011年3月12日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

[ 1回目 ]
牛妻上8:20−8:40牛妻平8:45−9:07尾根(送電塔)−9:10若山9:27−10:10文殊岳〈1041m〉10:27ー
10:37薬師岳〈1051m〉10:40−11:02穂積神社
   
【登り(牛妻上〜薬師岳) 1時間47分   下り(薬師岳〜穂積神社) 22分  計 2時間9分 】

[ 2回目 ]

穂積神社11:15−11:46薬師岳〈1051m〉11:48−11:57文殊岳〈1041m〉12:10−12:45若山12:50−13:23牛妻上P

  【登り(穂積神社〜薬師岳) 31分   下り(薬師岳〜牛妻上) 1時間17分  計 1時間48分  2回の合計 3時間57分】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。



  
意外と厚い氷が張っていてびっくり(写真1) 歴史を感じる大木が何本も(写真2)
鉄パイプの階段を上る(写真3) 文殊岳山頂に登山者が(写真4)
間伐をされていない杉林(写真5) 牛妻上はとても静かだった(写真6)

 【感想 等】

 あの3.11の翌日、近くの山「竜爪山」に出かけた。

8時20分「牛妻上」から登り始め、、10時過ぎに見慣れた「文殊岳(標高1041m)に着いた。
そして11時過ぎに穂積神社に着いた。そこまでを前回(メルマガNo.366)で書いた。

 今回はその復路である。
穂積神社には1台のワンボックスカーが止まっていて、家族らしい数人がいろいろ見物していた。

 お清めの水(手水舎)に目をやると厚い氷が張っていた(写真1)。
寒さは全く感じないが、山の中は気温が低いのだと改めて感じる。

 穂積神社で10分ほど休憩し、登り返すことにした。
歴史ある穂積神社、境内には大きな木がたくさんある(写真2)。

新しい設置されたハイキングコースの看板もある。
それは、あの東京から大阪まで繋がる「東海自然歩道」の一部という看板である。
この新しいものには写真や新しい施設も加わっていてわかりやすい。
カラーの地図を見ると、北東方向にある「やませみの湯」「田代峠」からここに繋がり
私が歩いてきた竜爪山・牛妻を経て「油山温泉」「谷沢」に繋がっている。

 杉の大木を過ぎ、少し行くと鉄パイプの階段だ(写真3)。
下りるときはすいすい下りたが、急な登りが続き少し息が切れる。
少し登ると、また富士山が見え、見ながら登れば疲れも感じない。

 神社から30分で薬師岳(1051m)だ。
リュックを背負い、犬を連れた女性が休んでいた。
私は休まずに文殊岳に向かう。

 展望の良い文殊岳(1041m)には12時少し前に着いたが、2グループ5人がベンチで休んでいた(写真4)。
聞こえてくる会話からいつも竜爪山に登るメンバーのようだ。

携帯電話のワンセグTVからは津波被害の様子を繰り返しやっている。
のんびり休んでいる気持ちにはならない。

 風もなくのどかでいいが、下山を開始した。
間引きが十分ではないやせ細った杉の木々を見ながら下る(写真5)。
こんな木は少し強い風が吹けばすぐ倒れてしまう。
人間に植林されたことが幸せなのだろうか、と思ってしまう。

 「若山」には12時半過ぎに着き、そこから30分で牛妻上に置いた車に着いた。
周りの山々も時間が止まってしまったような感じで、静かである(写真6)。

 竜爪山2度登りで約4時間、ちょっと早歩きだったが、全く疲れなかった。

 私は歩きながら、この東日本大震災に私のできることは募金に協力し、心から復興を祈るくらいしかないのかな、と思った。
翌日の昼休みに近くの郵便局から日本赤十字を通して募金をした。

 

 私の出合った百名山HPトップ   発行済みMM 「日本百名山」TOPに戻る   masarusにMail

inserted by FC2 system