2018.04.10 MM 第635号
ザ・ピークから香港大学まで縦走 香港 香港島
この山の私の印象等は・・・
「 ビクトリアピークガーデン・香港大学はツツジ満開だった 香港島ピークからの縦走 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2018年3月18日(日) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 ピークタワー山頂広場10:15-(ルガーロード)-10:37ビクトリアピーク・ガーデンP10:47- (ガバナーズウォーク)-11:28ハイウエストピクニック広場11:32-11:38香港大学12:54- 12:58MTR香港大学駅 【 登り(山頂広場~ピーク・ガーデン) 22分 下り(ピーク・ガーデン~MTR香港大学駅) 1時間50分 合計 2時間12分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
ピークタワーもガスに霞む(写真1) | ルガーロードを進む(写真2) |
ビクトリアピークガーデンはツツジが満開(写真3) | ビクトリアピークガーデンの駐車場(写真4) |
眼下のビル群が見えてきた(写真5) | 遊歩道を進んで行くと・・・・(写真6) |
ミツバツツジのような花が(写真7) | 山が見えてきた(写真8) |
ハイウエストピクニック広場(写真9) | まっすぐ伸びる木々(写真10) |
近くのビル群ははっきり見えてきた(写真11) | 香港大学に着く(写真12) |
香港大学の食堂は満員(写真13) | お祭りのパレードに出合う(写真14) |
【感想 等】 (前号、『ビクトリアピーク(標高 397m) 香港 香港島』No.634から続く) ピークトラム前の広場は多くの人であふれていた。 普段の日曜日にどれだけ多くの人がいるのかはわからないが、ラッシュアワー並の混みようである。 掻き分けて進み、分岐から「ルガーロード」を北方向に進む。 ビクトリアピーク(標高552m)に寄り、ルガーロードまたはハーレッチロードを通り香港大学に下る計画である。 あいにくのガスですぐ近くのピークタワーもガスで霞んでいる(写真1)。 今日は山の上からの展望は諦めた方がいいかもしれない。 ジョギング大会のコースもこのルガーロードに設定されているようである。 ゼッケンを付けカゴを背負った大勢の人達が走ったり歩いたりしている(写真2)。 10分ほど歩くとピークガーデンへの分岐に着いた。 ピークガーデンの先にビクトリアピーク(標高552m)の山頂がある。 そこからピークガーデンへ登って行く人はほとんどいない。 舗装道路を数分歩くとツツジがたくさん咲いている(写真3)。 4月10日これをまとめている今、静岡の我が家のツツジが咲き始めた。 日本でも暖かな静岡より20日ほど早く咲き出している。 東京と香港の平均気温が1,2度違うだけなので日本にいる時と同じような衣服を用意して香港に来たのであるが、今の季節は薄着で良さそうである。 花々を見ながら登って行く。 10時半過ぎ、ピークガーデンの駐車場に着いた(写真4)。 展望台では10人くらいのグループが祈ったり食事の準備をしたりしていた。 運良くようやく眼下の摩天楼が見えてきた(写真5)。 この展望が香港トレッキングの最大の良さである。 駐車場から続く道を歩きビクトリアピーク(標高552m)まで行こうと思ったが、プライベートロードと書かれてある。 もちろん、ビクトリアピーク(標高552m)という標識はない。 行くのは無理なのかと思った。 (私の見間違いかもしれないが・・・・) 行くことができるのか道を聞きたいとも思ったが、あいにく付近に人はいなかった。 しかたなしに、下ることにした。 分岐まで戻り、ルガーロードまたはハーレッチロードを通り香港大学に下ることにする。 ピークガーデンでは若いカップルがウエディング写真を撮っている。 新緑の中で素敵な写真ができそうである。 樹林の中の遊歩道を進んでいく(写真6)。 ミツバツツジだろうかアカヤシオだろうか。 もうきれいに咲いている(写真7)。 下には落ちた花びらも多い。 この小道はどうも長く続き山の中腹を右に巻いているようである。 表示がないのでわからないが、どこに繋がっていても目的地にたどり着くことはできる。 山が見えてきた(写真8)。 山頂広場の南にあるマウント・ケレット(501m)だろうか。 もしそうだとするとハーレッチロードの上にある小径を歩いているのだろうか。 その先に、初めての看板「ガバナーズウォーク」というのがあった。 少し行くとY字路で、上下2本が合流していて1本になっている。 表示は何もないが、これは右に回り込む1本を進むのだろう。 階段を下っていく。 運よく着いたところは、香港大学への分岐のあるハイウエストピクニック広場であった(写真9)。 そこにはルガーロードを来たジョギング大会参加者が大勢休んでいた。 時刻は11時半前、思ったより早く着くことができた。 私も広場の隅で少し休む。 ここには龍虎山郊野公園の表示がある。 ここからは「モーニングトレイル」という表示の舗装道路を下っていく。 香港政府観光康局の資料にはハットンロードと書いてあるが同じなのだろうか? 木々の中の道を進んでいく。 亜熱帯ぽいひょろひょろの木が面白い(写真10)。 香港に来る台風は少ないのだろうか。 日本では風で曲がってしまうだろう木々がまっすぐに伸びている。 道は曲がりくねり、どんどん高度を下げていく。 海と高層ビルが見えてきた(写真11)。 当時のビクトリアシティーの境界石が残っている。 何とそこにある説明版には日本語の表示もある。 香港発展の歴史資料を中国語、英語、日本語で説明してある。 数ある言語の中から日本語を選んでくれるのは日本人にはありがたい。 香港は、日本びいきなのか日本人が多いのか・・・・。 その先には休息所があったので休む。 屋根やきれいなトイレの付いた休息所である。 そこから少し行くと香港大学の校内だった。 時刻は11時半過ぎ、休みなので人は少ない。 私のようにトレッキングの人、遊びに来た人が少しいるくらいである。 ここにも赤白のツツジがあり、満開であった。 春爛漫と言った感じの校内を降りていく(写真12)。 新しいきれいな校舎である。 そんな中、人が大勢いる所があった。 よく見ると食堂である。 中にはもっと多くの人がいて食券や食事を求めて列んでいる(写真13)。 昼食用にパンを買ってあったがライスを食べたい。 メニューを見ると日式野菜カレーライスもあった。 どんな味か食べてみることにした。 カレーが好きでよく山ではレトルトカレーを食べるが最近は店では食べていない。 料金は28$(392円)と安かった。 名前の通り、いろいろな野菜がいっぱいで、ご飯よりルーが多いくらいだった。 味付けはやや薄くシンプルだったがおいしくいただいた。 MTRの駅名が香港大学で、香港大学から直接行くことができるのは便利である。 行き方を探しながら4分でホームに行くことができた。 セントラルからビクトリアピーク、ピークガーデン、香港大学と春を感じながら楽しく歩くことができた1日であった。 まだ13時前である。 セントラル付近を観光しチムシャツォイの宿に帰る。 日曜日とあってセントラル付近の通路には段ボール紙を敷いて多くの女性達が話したりカードゲームをしたりなど楽しんでいた。 25年前フィリピンから来た家政婦達が週末に集まって楽しんでいるという風景を見たが、今でも続いているのだろうか。 懐かしく思った。 チムシャツォイのスターフェリー乗り場付近では道教集団のお祭りパレードにも遭遇した(写真14)。 おまけで、懐かしい香港を見ることができた。 |