2018.04.17 MM 第636号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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高尾山[春](599m) 東京都八王子市 ミシュラン・グリーン・ジャポン☆☆☆


この山の私の印象等は・・・                                     

「  稲荷山コースから登り1号路を下り、春を満喫した 高尾山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年4月4日(水)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

高尾山口駅12:00-12:03清滝ケーブルカー駅-(稲荷山コース)-12:26稲荷山展望台下12:33-

12:55五号路分岐-13:04高尾山〈599m〉13:21-(1号路)-13:29不動堂-13:31薬王院-

13:56かすみ台展望台-14:01リフト分岐-14:31高尾山口駅



      【  登り(稲荷山コース) 56分   下り(1号路)  1時間10分    合計 2時間6分  】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
ケーブルカー駅の左から登る(写真1) ミツバツツジが咲き始めている(写真2)
稲荷山展望台への分岐(写真3) 稲荷山展望台からの眺め(写真4)
ヤマブキが咲き乱れている(写真5) 尾根道歩きは気持ちがいい(写真6)
五号路分岐(写真7) 高尾山からの展望、富士山は見えず(写真8)
薬王院(写真9) しだれ桜が満開だ(写真10)
リフト乗り場も列ができ(写真11) 1号路は舗装道路が多い(写真12)
タチツボスミレが多かった(写真13) ニリンソウが満開だ(写真14)

【感想 等】 

静岡から横浜に行く用があった。
18切符があったのでそれを使うことにした。

せっかくなので久しぶりに高雄山に寄ってから横浜に行くことにした。
2000年に秋の高尾山を紹介したことがある(メルマガNo.194)。
高尾山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-c/yama194/yama194.htm

この時は団体バス旅行で高尾山に行き、酒に酔いながら希望者を連れ5人で山頂をめざした。
コースは、ケーブルカーで往復し1号路を利用しての山歩きであった。

時間的にはすれすれバスの出発時刻に間に合ったが、ケーブルカーの切符を紛失する者もいて大変であった。
こんなことと共に、モミジが多く紅葉の時期だったので高尾山はとても印象に残っている。


今回は一番南側の「稲荷山コース」を登り、中心であろう「1号路」を下る計画を立てる。

用事のためスーツを着て革靴を履いて来た。
登山靴は重いのでスポーツシューズや着替えをバックに入れて。
登山服に着替えてコインロッカーに預け、京王線高尾山口駅を12時ちょうどの出発である。

表示に従って川沿いを3分歩くとケーブルカーの清滝駅に着いた(写真1)。
その左側が稲荷山コースの登山口である。

1年に270万人という世界一の登山者数を誇る高尾山である。
きっと多くのみなさんが何回も登っているのだろう。

初心者や外国人をはじめ、多くの方が登るので案内表示がたくさんある。


歩き始めからすぐに自然いっぱいの山道である。
足元を見るとタチツボスミレが咲いている。

ヒカゲスミレだろうか、違った種類もある。

12時6分、旭稲荷神社に着いた。
そこにはミツバツツジが咲き始めていた(写真2)。

ゆるやかに登っていく。
駅には多くの人がいたが、このコースはそれほど人がいないのがいい。

12時半前、稲荷山展望台への分岐に着いた(写真3)。
そこで昼食にした。

稲荷山展望台にはいっぱいの人が休んでいた。
ここからは八王子の街並みや多摩丘陵などが見える(写真4)。
池袋や新宿も見えるということであるが、春霞で良くわからなかった。

稲荷山展望台の片隅ではヤマブキが咲き乱れていた(写真5)。
ヤマブキは家にもあるが枝や花に勢いがあり元気をもらえる花である。

この稲荷山コースはなだらかな尾根歩きである(写真6)。
歩きやすく、しかも木々の中の道であるので日陰である。
真夏でも歩きやすいコースだろう。

歩いたのは4月上旬ではあったが、穏やかな気温の高い日であった。
風よけのジャンパーやネルシャツを持って来てきていたが、薄い長袖1枚でも暑く半袖を持って来ればよかったと後悔した。

タチツボスミレはこの辺にも咲いている。

また、ツバキの赤い花もあった。

山頂下を巻く5号路に着いた(写真7)。
山頂は緩やかな階段を登った先である。

13時過ぎ、高尾山(標高599m)山頂に着いた。
コースタイム1時間55分なので、1時間半くらいを考えていたが、歩きやすく1時間かからずに登ることができた。

山頂には多くの人がいたが、平日と言うこともあり思ったほど多くはなくて良かった。

やはり、春霞で富士山は見えなかった。(写真8)。
富士山は毎日見ているのでいいが・・・。

満開を過ぎたサクラが咲いている。
「高尾山」という3mほどの標識の前には行列ができ記念撮影をしている。
ここにも「ビジターセンター」があり、来訪者の案内をしている。


サクラの木の日陰で少し休み、1号路から下山をする。
大きなトイレの横には水道が数個あり、「飲めます」と書かれている。
山の上にある水道水を飲める所はそれほど多くはない。

私も飲んでみると、冷たく美味しかった。

その先には車が止まっていた。
車道が山頂まであるのだ(一般の車は入れないであろうが・・・)。

だから普通にトイレがあり、飲料水、店等があるのだろう。

その先にもたくさんのタチツボスミレが咲いていた。
また、いくつものドングリの実から芽が伸びていた。

1号路は細いが車も通ることができる舗装道である。
通行量が少ない時、車で上がってきているのかもしれない。

8分下ると不動堂であった。
紅梅がきれいだ。
ミツバツツジも満開である。

ハイヒールで登ってきている女性もいる。
スカートの女性も少しいる。

この1号路はコンクリートなのでハイヒールでも、スカートでも大丈夫である。
ましてや途中まで、ケーブルカーやリフトを使えば簡単に山頂に立てる。

もちろん、登山靴を履きしっかりした服装の山ガール、山ボーイもいる。


2分ほど下ると薬王院である(写真9)。
建物がいくつもあり、伝統と風格が感じられる。

私も本殿に参拝した。

しだれ桜が満開でちょうど見頃であった(写真10)。

参道も長く、たこ杉や太い杉並木があり見ていて飽きない。

シャガやタチツボスミレが咲いている。

かすみ台展望台に着いた。

高尾山から山々の展望を楽しみ下る。
この先は初めて歩く所である。

ケーブルカー乗り場への分岐を過ぎ、すぐにリフト乗り場である(写真11)。
少し順番待ちの列ができている。
週末ではすごく長い列だろう。

下って行く人は数えるくらいしかいない。
なかなか急な長い下りである(写真12)。

またまたタチツボスミレがたくさん咲いている(写真13)。
マムシグサもある。

その先にはニリンソウが満開である(写真14)。
ケーブルカー駅である清滝駅まで来ると人がまた多くなる。

14時半、高尾山口駅に着いた。

駅前には登山靴洗いの水道とたわし・バケツがある。
4人組が洗っていた。

至れり尽くせりの高尾山であった。
私は利用しなかったがソフトクリームや生ビールだってある。

多くの人が手軽に、そしていろいろ楽しめる高尾山である。
私もいろいろな花を見て楽しむことができた。

コースがたくさんあるので、次回はまた違ったコースで楽しみたい。


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