2019.02.25 MM 第679号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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長州島(チョンチャウトウ)  香港島西 HONKONG  その2


この山の私の印象等は・・・                                     

「 古い香港を見ることができてよかった 長州島(前半) 」
 

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2018年3月24日(金)

【天候】        晴れ時々曇り

【コース及び時間】

その1 メルマガNo.678
セントラル8:40=(高速フェリー)=9:18長州島長州湾-9:30北亭廟-9:36長利公園-9:45大貴湾-10:00北眺亭

10:05-10:11北角咀-10:18北眺亭-10:27長利公園-10:35東湾-10:45観音湾10:50-11:01小長城-

11:05花瓶石-11:12玉砕石-11:21Nam Tam湾分岐-11:32Nam Tam湾11:37-11:40天后廟 

 (後半に続く)

    【前半1(長州湾~東湾) 1時間12分 前半2(東湾~天后廟) 55分  合計 2時間7分】


(その2 今回のコース及び時間)

天后廟11:40-12:12西湾-12:25張保仔洞-12:36五行石-12:52Pak Tso Wan13:08-13:26洪聖廟

13:33-13:53長州湾14:15=(フェリー)=15:15香港島セントラル 


    【後半1(天后廟~Pak Tso Wan)1時間12分 後半2(Pak Tso Wan~長州湾)38分   合計 1時間50分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
何かと思ったらブーゲンビリアだ(写真1) 黄色やピンクもあるが、ボタンの花だろうか(写真2)
西湾からまた山の中に入る(写真3) 張保仔洞の中に入っていく(写真4)
海岸にある遊歩道を進む(写真5) 壁を横歩きし、岩を越える(写真6)
野生のサボテンの花が咲いている(写真7) Pak Tso Wanが見えてきた(写真8)
長州湾に行く小型の船が出る(写真9) 長州西堤路を進む(写真10)
洪聖廟で新婚の花嫁と(写真11) たくさんのファミリー自転車が並んでいる(写真12)
魚類の干物屋が軒を並べ、露天もある(写真13) 帰りの普通フェリーの中(写真14
高層ビルの乱立する香港島に戻ってきた(写真15) 懐かしの電車が今も走っている(写真16)
 

【感想 等】 

香港の山歩き10回目は前回の続き長州島である。
この長州島は、逆さT字型の縦横3kmほどの小さい島であるが小高い丘のような山がある。

前回「長州島1」では、北部から東部を歩き出発点の長州湾近くまで戻ってきたことまで書いた。
今回は南西部を紹介する。

天后廟から山頂道西を進む。
これは集落の上の方に付けられた道である。

赤い花が咲いていて、何かと思ったらブーゲンビリアだ(写真1)。
沖縄などにもあるがここまで大きい木は少ない。

錦江小学校がありその横を通る。
道は概して細く、前号で紹介した「屋根なしで小型の三輪車」が通るのに適している。
この道では普通車は見かけることがない。

たくさんのお墓が並んでいて、セレモニーホールのようなものもある。
人が集まって日本のお彼岸のようなものだろうか、東屋の下でで食べ物を広げている。

そこの木に赤や黄色、ピンクの花が咲いている。
これは、ボタンの花だろうか(写真2)。

1カ所にまとまって生え、まるで1本の木からいくつもの色の花が咲いている感じである。
その先にもお墓がたくさんあった。

日本でも古墳時代などそうであったが、先祖や死者が山の上から人々を見守ってくれるという思想で山の上に造ってあるのだろう。

12時過ぎ、西湾に出た。
のどかな漁村の感じだ。

右に行くと長州湾行きのフェリー乗り場だ。
左が張保仔洞、五行石である。

私は左に進み、また山の中に入る(写真3)。
10分余で張保仔洞の看板に着いた。
そこは公園になっていて、木々の開いたから西湾が見渡せるバーベキュー場にもなっている。

張保仔洞に下りていく。
岩と岩の間を通る短い洞窟?ではあるが、人気があるらしく人が絶えない。
直接フェリーを下りた長州湾から来ればここはそれほど遠くはない。

洞の中に入っていき、岩のトンネルを越えていく(写真4)。

そして、海岸にある遊歩道を進む(写真5)。
「五行石」って、この先に見える大きな石だろうか。

遊歩道は切れたが、壁を横歩きし岩を越えて行く人たちもかなりいる(写真6)。
スカートで越えていく女性もいてびっくりだ。

立ち止まって石に飛び移れない女性がいたのでどうするか見ていたら、一緒に来た男性が抱えて飛び越えていった。なんと力持ちで勇敢な男性だろうか。

野生のサボテンの花が咲いている(写真7)。
10代まで住んでいた家の庭にもあったサボテンである。

また遊歩道がある。
きっと、先ほどの所は台風等で遊歩道がなくなってしまったのだろう。

Pak Tso Wanが見えてきた(写真8)。
小舟が見えるが漁をしているのだろうか。

Pak Tso Wanに着いた。
きれいな海である。

東屋の跡だろうか、コンクリートの基礎が残っている所で遊歩道は終わっていた。
しばらく海を眺めながら休んだ。

そして来た道を戻ろうとしたが、木々の間に別の遊歩道が見えるので、行ってみることにした。
そこには西湾に出る前に通ってきた道の名前や西湾の表示があった。

あのお墓のあった道から直接このPak Tso Wanに出ることもできたのだ。
先ほど通った道を戻る形になった。

13時過ぎ、西湾に着いた。
ちょうど、長州湾に行く小型の船が出るところであった(写真9)。
歩いてもたいした距離ではないが乗る人も結構いる。

西湾に向かって長州西堤路を進む(写真10)。
洪聖廟周辺は賑わっている。

新婚の花嫁、花婿と一緒に写真を撮っている(写真11)。
友人たちだろうか、男性も女性もお揃いの衣装である。

レンタサイクルだろうか、たくさんのファミリー自転車が並んでいる(写真12)。
その先はレストランが多かった。

魚類の干物屋が軒を並べている。
露天もある(写真13)。

この島には2万5000人が住んでいると言うが、船からたくさんの荷物を下ろしている。
島国香港では船はまだまだ大事な輸送手段である。

長州湾のフェリー乗り場に着くとちょうど普通フェリーの出航の時間であった。
それに乗って香港島セントラルに向かう。

結構混んでいる(写真14)。
利用者が多いので今でもたくさんのフェリーが運航されているのだ。

香港島に近づいた。
行きに乗った高速船だろうか(写真15)。
高層ビルを背に突っ走っていく。

今夜はセントラルでガイドブックを頼りに夕食だ。
2階建ての電車が懐かしい(写真16)。

少し行った所にある「沾仔記」という店でメンを食べる。
混でなくてよかったし、おいしかった。

懐かしの香港に出会えた長州島歩きであった。


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