2020.07.06 MM 第747号
甘利山(1731m あまりやま) 山梨県韮崎市 山梨百名山
この山の私の印象等は・・・
「 簡単山歩きでレンゲツツジが楽しめた 甘利山 」
*下に私の感想等の文があります。
メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。
【歩いた日】 2020年6月24日(水) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 甘利山駐車場11:00-(東屋経由)-11:15甘利山〈1731m〉11:23-(ツツジ苑経由)-11:39甘利山駐車場 【登り 15分 下り 16分 合計 31分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
県道は通行止めだった(写真1) | 甘利山駐車場に着く(写真2) |
シロバナノヘビイチゴ(写真3) | ウマノアシガタ(写真4) |
東屋(写真5) | 笹に覆われるとレンゲツツジは咲けない(写真6) |
少しピークが過ぎたか?(写真7) | 木道を進んでいく(写真8) |
レンゲツツジのアップ(写真9) | 甘利山1731m山頂(写真10) |
山頂から一面のレンゲツツジを(写真11) | アヤメ(写真12) |
ガスが出てきた(写真13) | 大きなフキ(写真14) |
ツマトリソウ(写真15) | 駐車場に戻る(写真16) |
【感想 等】 6月下旬、「甘利山のレンゲツツジが咲いている」という情報があり山梨に行くついでに寄ってみた。 2004年に来たときには虫にやられ絶滅状態であった(2004年の甘利山)。 ここへの訪問者は割り箸を持って虫を1匹1匹と摘まんで取ったものである。 2009年に来たときにはすっかり回復し、一面真っ赤で素晴らしいレンゲツツジの山があった(メルマガNo.269)。 今回はどうか、久しぶりの訪問である。 県道12号線から標識に沿って県道甘利山公園線を上がっていくと、「さわら池の先で通行止」の表示があった(写真1)。 県道12号に戻りもう少し北にある市道を通り、甘利山駐車場に着いた(写真2)。 かつては「レンゲツツジ祭り」をやっていたが、コロナで今年はやれないだろう。 平日と言うこともあり、駐車場には数台の車しかなかった。 レンゲツツジなどの高山植物をシカの食害から保護するため網が張られている。 私は左ルート(東屋経由)で登ることにした。 山道脇には白いかわいい花が咲いている。 シロバナノヘビイチゴである(写真3)。 花の近くには写真付きで花の名前を書いたカードをぶら下げてくれてある。 ありがたいことである。 その先には黄色の花が咲いていた。 ウマノアシガタと表示があった(写真4)。 わずか5分で東屋に着いた(写真5)。 今日は残念ながらあまり展望はよくない。 焼津アルプスのキスミレもそうであるが、笹に覆われるとレンゲツツジは咲くことはできない(写真6)。 山全体のクマササを刈るのは大変な作業だろう。 2009年に来たときより花は少ない。 一番多いところでこんな感じである。 少しピークが過ぎたのかもしれない(写真7)。 レンゲツツジを見ながら木道を進んでいく(写真8)。 花によってはちょうど今がピークの花もある(写真9)。 わずか15分で、甘利山1731m山頂である(写真10)。 1日10時間も歩く山も嫌いではないが、こんな簡単に頂上を踏める山もいい。 山頂には私1人である。 独占利用も悪くはない。 山頂から先ほど歩いて来た一面のレンゲツツジを見下ろす(写真11)。 赤色が少ないのは少し寂しいが、仕方がない。 アヤメが一輪だけ咲いている(写真12)。 登山口の保護網の中には群生していたが、ここには一輪である。 ガスが出てきた(写真13) 。 下ることにする。 よく富士山とレンゲツツジの写真がカレンダーに載るが、家を出るときに見えていた富士はすぐに雲に隠れ、ガスがレンゲツツジも覆い隠してしまった。 10分ほど下った所からツツジ苑経由(左ルート)で進む。 傘代わりにできそうな大きなフキがあった(写真14)。 東北や北海道ではよく見かけるが、中部地方では大きなものはあまり見たことがない。 ツマトリソウが咲いている(写真15)。 これもかわいい花である。 下りは16分で駐車場に着いた(写真16)。 久しぶりに甘利山のレンゲツツジに出会えてよかった。 |