2020.08.11 MM 第752号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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乗鞍高原 散策(のりくらこうげん 1500m) 長野県市松本市


この山の私の印象等は・・・                                         

「 With coronaの中、梅雨明けの日に池や滝を周遊した 乗鞍高原 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2020年8月1日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】 

乗鞍観光センターP11:05-11:35滝見台(昼)12:01-12:06善五郎の滝12:10-12:42牛留池12:54

-13:35あざみ池13:44-14:21オルガン橋-14:40乗鞍観光センターP


       【周遊 2時間36分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
乗鞍観光センターを出発(写真1) たくさんのソバナが咲いている(写真2)
ギボウシ(写真3) 白樺林を行く(写真4)
滝見台からの善五郎の滝(写真5) ヤナギラン(写真6)
アカショウマだろうか(写真7) 牛留池(写真8)
ねじねじの木(写真9) ギンリョウソウ(写真10)
あざみ池に向かう(写真11) ホタルブクロ(写真12)
ヤマオダマキ(写真13)  あざみ池(写真14)
牧場の跡(写真15)  いろいろなキノコが生えている(写真16)
 

【感想 等】 

8月1日から1泊2日で焼津アルプス愛好会の仲間と乗鞍岳に遠征にしてきました。

今年の春から日本でも新型コロナウイルスは蔓延しています。

昨年から計画していたこの乗鞍遠征ですが、With coronaの中、会の仲間に変更はどれがいいか打診しました。
1.By静岡で県内の山
2.By富士の国で山梨県の山
3.予定通り長野の乗鞍

結果は「予定通り長野の乗鞍」が優勢で、どう実現できるか調べ検討しました。

当初、乗鞍高原から歩き肩ノ小屋に宿泊しご来光を拝み下山する、という計画でした。
しかし、With coronaで、小屋から宿泊するには「寝袋持参、マスク、消毒ジェル、ビニル袋を持参してほしい」と言われました。
今年は南アルプス南部や富士山などの山小屋は営業中止です。
3密のリスクも高いので小屋泊まりは諦めました。

それで、乗鞍高原のペンションを予約し日帰りで山歩きをすることにしました。

実際の計画は・・・
 1日目 6時出発-焼津IC~富沢IC 下部温泉早川IC~双葉JCT~松本IC-10:00乗鞍高原P-(bus50)-11:00畳平…30…11:30肩ノ小屋…50…12:20剣ガ峰(3026m)…40…13:00肩ノ小屋…30…13:30畳平-(bus50)-乗鞍高原P-ペンション宿泊(2食付き)

 2日目 朝食…乗鞍高原ハイキング(善五郎の滝、牛留池 3h)…白骨温泉日帰り入浴-18時頃焼津着

乗鞍観光センターに着いたのは10時17分でした。
バスは10時発です。
With coronaの中、バスはBダイヤで間引き運転のため次は12時発です。
サービスエリアでの休憩が長かったのと道間違えて10時発のバスに乗り遅れてしまいました。

また、この日ちょうど梅雨が明けました。
乗鞍岳を見るとガスがかかっています。
天気予報からも明日の方が天気がいいです。

そこで1日目、2日目の予定を変更し初めに乗鞍高原を散策することにしました。
11時過ぎ、乗鞍観光センターを出発を出発しました(写真1)。
歩くコースは善五郎の滝から牛留池、あざみ池を周遊するコースです。

歩き始めてすぐ、たくさんのソバナが咲いています(写真2)。
ハハコグサもあります。
また、ギボウシも咲いています(写真3)。

ヤマアジサイに似たオオカメノキの花もあります。
ここ乗鞍高原には焼津にはないいろいろな花が咲いています。

歩き始めて10分で、山道に入って行きます。
白樺林がきれいです(写真4)。
白樺林は最も美しい林の1つです。

足下にはシダ植物やいろいろなキノコ、苔が生えています。

小動物や鳥ではない、やや大きめの黒っぽい糞が落ちていました。
一瞬、熊かな?とも思いましたが熊にしては少し小さい気がします。
タヌキの糞だろうか・・・・。

11時半過ぎ、滝見台に着きました。
「善五郎の滝」を見る滝見台です(写真5)。
ここで滝を見ながら昼食です。

周遊コースを進んでいくと滝近くに出ました。
これまでの大雨で水量が多く、しぶきが飛んできて近寄ることができません。
カメラは濡れてしまいますが、夏には気持ちがいいミストです。

木の階段を登っていきます。
ウツボ草やアザミがたくさん咲いています。

空き地があり、よく見るとヤナギランが咲いています(写真6)。
静岡の山伏や南アルプス夜叉神峠上でよく見かけた花です。
昨年の8月8日にも山伏でヤナギランを見ました(メルマガNo.703)。

ホタルブクロが咲いています。
白いのはアカショウマでしょうか(写真7)。

木道を進んでいくと牛留池の東屋に着きました(写真8)。
手前の分岐に紙が貼ってあり「スズメバチがいるので東屋には近づかないように」と書かれていました。
先客が2人います。
大丈夫なのかな、と東屋や辺りを探しましたが、スズメバチの姿や巣は見つけられませんでした。
この牛留池は火山の噴火でできた窪地に水が貯まったようです。
焼津の山にもいるモリアオガエルが周辺に生息しているようです。

牛留池の向こうに乗鞍岳が見えます。
明日行く剣ガ峰(3026m)の右に大雪渓も見えます。

牛留池のそばにはあの有名な「ねじねじの木」があります(写真9)。
ここまで変わった木は見たことがありません。
どうしたらできるのでしょうか?

ギンリョウソウでしょうか?(写真10)。
普段見かけるのは銀色ですが、これは黄色く変色しています。
古くなったのでしょうか、それとも種類か何かが違うのでしょうか?

木道や林の中を通りあざみ池に向かいます(写真11)。

ここにもホタルブクロが咲いています(写真12)。

ヤマオダマキも咲いています(写真13)。

13時半過ぎ、あざみ池に着きました(写真14)。
あざみがたくさん咲いているからこの名前が付いたとのではないかと思っていましたら池の形があざみの葉の形に似ていることでこの名前がついたそうです。

乗鞍観光センターに戻ります。
牧場の跡を見ながら車道を歩いて行きます(写真15)。

サラシナショウマやいろいろな花が咲いています。

暑いのでまた樹林の山道に入りましょう。

キノコが生えています(写真16)。
今日は真っ白や黄土色などいろいろなキノコを見ました。

14時半過ぎ、乗鞍観光センターに着きました。
正味2時間半余の充実した高原歩きでした。

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