2020.08.24 MM 第754号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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乗鞍岳[剣ヶ峰](のりくらだけ 3027m) 長野県・岐阜県 日本百名山


この山の私の印象等は・・・                                         

「 快晴の中、気持ちのよい風とたくさんの花に出会えた 乗鞍岳 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2020年8月2日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】 

6:10乗鞍観光センター=(bus)=7:12畳平(弁当の朝食)7:47-8:19[2716mバス停]-8:41肩ノ小屋8:55-9:45

蚕王岳〈2980m〉9:50-10:01乗鞍岳剣ヶ峰〈3027m〉10:20-10:25頂上小屋10:32-11:20肩ノ小屋11:30

-11:45富士見岳分岐-(続く)

       【登り(畳平~剣ヶ峰)1時間55分 下り(剣ヶ峰~富士見岳分岐)1時間8分   計 3時間3分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
早くから始発バスを待つ登山者(写真1) バスは満席で増発(写真2)
鶴ヶ池が光っている(写真3) イワギキョウ(写真4)
イワツメグサ(写真5) ウサギギク(写真6)
コマクサ(写真7) 畳平方向の展望(写真8)
ヨツバシオガマ(写真9) 展望レストランやお花畑が見えます(写真10)
雪渓でスキー(写真11) 肩ノ小屋で休憩(写真12)
北アルプス南部の山々(写真13)  コイワカガミ(写真14)
アオノツガザクラ(写真15)  あと少しで山頂だ(写真16)
乗鞍岳(3027m)山頂(写真17)  頂上小屋で買い物(写真18)
 

【感想 等】 

8月1日から1泊2日で焼津アルプス愛好会の仲間と乗鞍岳に遠征にしてきました。
3000mの高山とその下にある高原を楽しむ遠征です。

1日目は乗鞍高原歩きを楽しみました。
乗鞍観光センターから善五郎の滝牛留池あざみ池を周遊し、14時半過ぎ、乗鞍観光センターに戻りました(メルマガNo.752)。
その後、三本滝メルマガNo.753)に行きました。

その夜は乗鞍高原のペンションに宿泊しました。
朝食は弁当にしていただき、5時半に宿を出て畳平へのバスが出る乗鞍観光センターに向かいました。
乗鞍観光センターには、始発のバスに乗るための登山者の長蛇の列ができていました(写真1)。

バスはコロナ対策で30人で運行する、という情報がありましたがこんな人数がバスに乗れるのか心配になりました。
残念ながらバスは満席でした(写真2)。

ただ、誰もがマスクをしていました。
バスは定刻の6時10分に出発し昨日行った三本滝P先のゲートを通過します。
乗鞍エコーラインを上がっていくと快晴の中乗鞍岳が見えてきます。

7時10分、畳平に着きました。
まずは腹ごしらえです。
乗鞍バスターミナルの展望レストランでお花畑を見ながら、宿泊したペンションで作っていただいたおにぎりをほおばります。

7時半過ぎ、出発です。
乗鞍岳(剣ヶ峰)への行き方は3つあります。
・少し下ってお花畑経由
・少し登って富士見岳経由
・平坦な横手道経由

どれでもよかったのですが、平坦な車も通れる広さの横手道経由にしました。
舗装道路脇や舗装の割れ目からもイワギキョウやミヤマアキノキリンソウなどの高山植物が咲いています。

左手には火山湖である鶴ヶ池が見えます(写真3)。

足下にはいろいろな高山植物がいっぱいです。
イワギキョウ(写真4)、イワツメグサ(写真5)、ウサギギク(写真6)・・・。

コマクサもありますが、終わりかけています(写真7)。

畳平方向の展望が開けてきます(写真8)。
ヨツバシオガマの大きな株があります(写真9)。

おにぎりを食べた展望レストランやお花畑が見えます(写真10)。
そのお花畑は落石の危険があり、進入禁止になっています。

肩ノ小屋下にある雪渓でスキーをしています(写真11)。
コロナの以前、当初の予定ではここを登り、肩ノ小屋に宿泊する予定でした。

8時半過ぎ、肩ノ小屋に着きました(写真12)。
小屋の上には「コロナ観測所」が見えます。

ここからが本格的な山道です。
少し休んでから行きましょう。

登るにつれ山々の展望が広がっていきます。
北アルプス南部の山々が素晴らしいです(写真13)。
槍ヶ岳、ジャンダルム、奥穂高、前穂高などもはっきり見えます。

そして、猛暑の中、ここでは気持ちのよいすがすがしい風が吹いています。
この3000mの風の中に身を置くだけでもここに来た甲斐があります。

コイワカガミ(写真14)、アオノツガザクラ(写真15)も咲いています。
足下のかわいい花々を見ながらジグザグに登って行きます。

急登を登ったら蚕王岳(標高2980m)です。
徐々に空気も薄くなり、疲れて登るのに少し大変な方もいます。
少し休むことにします。

標高差は50m以下です。
あと少しで山頂です(写真16)。

10時過ぎ、乗鞍岳(3027m)山頂に着きました(写真17)。
山頂には乗鞍本宮があり、神主が在中していました。

山頂からは御嶽山も近くに見えました。
3000mでの風は最高に気持ちがいいです。
ずっとここにいたいくらいです。

快晴でしたが、雲が湧き上がってきています。
登ってきた道とは変え、頂上小屋を経由して下りましょう。

小屋は売店だけやっています。
Tシャツなどいろいろなグッズが売られていて皆さんいろいろ買っていました(写真18)。

頂上小屋から少し下ると元のコースに戻ります。
あとはひたすら下るだけです。

今日は8月2日、日曜日、子ども達にとっては夏休みでもあります。
親子連れが登ってきます。

11時過ぎ、肩ノ小屋に着きました。

肩ノ小屋からは来たときの道路を歩いて行けば畳平に着きます。
また、富士見岳、大黒岳に寄りたい方もいます。
そこで、提案しました。
どちらを選びたいかと。
3人はそのまま畳平、残りの人は富士見岳に行きたいと言うことでした。

11時45分、富士見岳の分岐に着きました。
天候にも恵まれ、素晴らしい乗鞍岳でした。

(富士見岳、大黒岳に続く)

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