2022.07.25 MM第852号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     

中木&石廊崎 静岡県南伊豆町

 Geo伊豆の山歩き・海歩き&サイクリング


この山の私の印象等は・・・                                         

「 小雨の中、火山の痕跡柱状節理を楽しんだ 中木&石廊崎 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年4月24日(日)

【天候】        雨

【コース及び時間】

15:28中木港P-15:31柱状節理-15:41中木港P=(車で移動)=16:02石廊崎港P-16:08オーシャンパーク-

16:14石廊崎灯台-16:17石室神社-16:24オーシャンパーク--16:33石廊崎港P

     【 中木コース 13分  石廊崎コース 31分   合計 44分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

【温泉民宿】    弓ヶ浜温泉 民宿ひがし(静岡県下田市)


  
中木港(写真1) 港から柱状節理が見える(写真2)
柱状節理(写真3) 下に穴がある(写真4)
海食洞の穴は波で削られたのだ(写真5) 火山の痕跡のある海岸が続く(写真6)
雨で誰もいない静かな海(写真7) 戸外浜は火山の岩が細かくなってできた砂浜(写真8)
噴火した灰や石が固まった跡だろうか(写真9) 遊歩道を戻る(写真10)
中木港の上には風力発電の風車が(写真11) 石廊崎港(写真12)
ツツジが雨に打たれている(写真13) 遊歩道からの石廊崎港(写真14) 
全く車のいないオーシャンパーク(写真15) 石廊崎灯台(写真16)
石廊崎の岩場(写真17)  木に付けられたおみくじ(写真18)
石廊崎の先端(写真19)  石室神社(写真20) 
 

【感想 等】 

4月下旬、車で時計と反対回りで伊豆半島を回り最後に天城山周辺を歩く3日間伊豆の山と海を歩いてきた。今回は車に自転車を乗せていき、ゴール地点に車を止めスタート地点までサイクリングで移動することにした。

第1弾は、静岡県西伊豆町の「安城岬から大田子(安城岬歩道、堂ヶ島歩道、燈明ヶ崎歩道)」を歩いた。
「安城岬から大田子」http://h1933.web.fc2.com/hyaku-p/yama842/yama842.html

小雨の中、3つの西伊豆歩道をつなげ春を感じながら海岸コースを楽しむことができた。

時刻は14時、まだ時間はあるので2つ目のポイント南伊豆町の「中木&石廊崎」に向かう。
雨が降り続いているので最短で歩くことにした。

まず、柱状節理を見るため「中木」に向かった。
道を間違え中木港に着いたのは15時半頃だった(写真1)。
写真のように港は静まりかえっている。
日曜日ではあるが、もちろん観光客はいない。

港の西側に目的の柱状節理は見える(写真2)。

歩き始めてからわずか3分で柱状節理に着いた(写真3)。
目の前でこんなにはっきりした柱状節理を見ることができる場所はそう多くはない。

柱状節理は、地下からマグマが上昇し冷え固まる時に柱状になった物である。
上から冷えることが多いので縦方向の柱状節理が多いが、横や斜めから冷えて柱状の方向が違った物もある(写真4)。

そして写真のように穴が空いた部分もある。
この海食洞の穴は波で削られたのだ(写真5)。
火山の力もすごいが、波の力も同じようにすごい。

視線をずらすと火山の痕跡のある海岸が続く(写真6)。

今日は雨で誰もいない静かな海を独占である(写真7)。

そこに広がる戸外浜は火山の岩が細かくなってできた砂浜がある(写真8)。

よく見るといろいろな物が見えてくる。
これは、噴火した灰や石が固まった跡だろうか(写真9)。

看板や遊歩道がなければ立ち寄る人も少ないだろう。
ありがたい遊歩道を港に戻る(写真10)。

よく見ると中木港の上には風力発電の風車がいくつも並んでいる(写真11)。
伊豆半島の先端なので風も強く風力発電には向いているのかもしれない。

中木はわずか10分余の滞在ではあったが、来て良かった。
柱状節理などを楽しめた。
次回来る時は、夏の晴れた日に来て海水の透明度が素晴らしいヒリゾ浜に行きたいものである。


次は車で「石廊崎」に向かう。
途中、「あいあい岬」にも寄ったが、少し写真を撮ってすぐに出発。

16時に「石廊崎港」に着いた(写真12)。
こちらもがらんとしていて誰もいない。

唯一いたのが駐車場の管理人のおばさん。
誰も来ない小さいプレハブの中でじっとしていた。

石廊崎には何回か来たことはあるが、多くはすぐ近くのオーシャンパークから歩いている。
今回は少し距離のある石廊崎港から歩くことにした。

坂を登っていくとツツジが雨に打たれている(写真13)。
遊歩道からの静かな石廊崎港が見下ろせる(写真14)。
シーズンにはここから遊覧船が出て賑やかだろう。

数分でオーシャンパークに着いたが、全く車はない(写真15)。
この施設は電気が付いているので営業しているようである。

石廊崎灯台は16時半までやっているとの表示があるが、門は堅く閉まっている(写真16)。
この灯台は明治4年に建てられたと書かれている。
ペルー来航等により、下田港が開港されたし船が座礁しないように灯台が必要だったのだろう。

石廊崎の岩場も先ほどの「中木」と同じでゴツゴツしていて火山の跡が感じられる(写真17)。

そんな中、木に付けられたおみくじがあった(写真18)。
伊豆半島最南端にある石室神社にお参りし、おみくじを付けたのだ。

石廊崎の先端が見えてきた(写真19)。
まず先端まで行き海を眺めた。
この先には太平洋が広がっている。

天気がよければ大島、利島、新島、式根島など伊豆七島が見える。
伊豆七島が見えないというのは残念ではあるが、私の住んでいる所からも伊豆七島の一部が見える日もある。

最後に石室神社に参拝して戻る(写真20)。

オーシャンパークの施設がまだ開いていたので中に入り土産物や展示を見てから車に戻った。

あいにくの雨ではあったが、誰にも会わず「中木&石廊崎」のジオを楽しむことができた。


その後、下田市にある弓ヶ浜の温泉民宿に向かったがわずか20分で着いた。
こんなに近かったんだと改めて思った。

宿泊は「弓ヶ浜温泉民宿 ひがし」にお世話になった。
泊まっていたのは私1人。
県民割りで半額の5,000円で1泊2食付き、そして2000円分のクーポンが付いてくるとはありがたい。
実質3,000円であった。


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