2022.11.07 MM第867号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


燕岳(つばくろだけ 2763m)長野県大町市・安曇野市

北アルプス 日本二百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 北アルプスパノラマコース気持ちよくスタートした 紅葉の燕岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年10月13日(木)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  北アルプスパノラマコース 1日目(中房温泉~燕山荘)

中房温泉7:35-8:00第1ベンチ8:05-8:24第2ベンチ-8:39/44-8:51第3ベンチ-9:16/21-9:45合戦小屋53-

10:21/26-10:54燕山荘11:05-11:28燕岳〈2763m〉11:37-11:57燕山荘-(続く)


    【登り(中房温泉~燕山荘) 2時間51分  (燕山荘~燕岳往復) 43分  合計 3時間34分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

【日帰り温泉】   ほりでーゆ四季の郷(550円) 前日の入浴

  
中房温泉の登山口で登山届提出(写真1) 第2ベンチで休憩(写真2)
紅葉が少しずつ(写真3) 登山道はよく整備されている(写真4)
やっと山々が見えてくる(写真5) 空も青空になる(写真6)
合戦小屋(写真7) ナナカマドの赤い実(写真8)
植物はクマザサに変わる(写真9) 富士山や南アルプスが顔を見せる(写真10)
槍ヶ岳も見える(写真11) 山の上に燕山荘が見える(写真12)
11時前、燕山荘に着く(写真13) 燕山荘からの燕岳(写真14) 
北アルプスの山々(写真15) 槍ヶ岳(写真16)
おなじみのイルカ岩(写真17)  こんな所に生えたカラマツが黄葉(写真18)
燕山荘と大天井への縦走路(写真19)  燕岳山頂 (写真20)
花崗岩の登山道(写真21)  めがね岩(写真22) 
 

【感想 等】 

2泊3日で北アルプス表銀座パノラマコース、中房温泉→燕岳→大天井岳(大天荘泊)→常念岳→蝶ヶ岳(蝶ヶ岳ヒュッテ泊)→上高地と歩いた。これは人気の定番コースである。

燕岳登山は、中房温泉から奥穂高岳までの縦走、中房温泉からピストンで12月下旬のラッセルをした経験がある。
燕岳(メルマガ&HP NO.101) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-b/yama101/yama101.htm

今回は久しぶりに人気のこのコースを歩いてみたくなり、天気予報を見て急遽山小屋の予約を入れて出発した。
静岡からは交通の便が良くないので移動は車である。

車移動の欠点は縦走後に車に戻ることである。
いろいろ調べ、たどり着いたのはJR穂高駅の駐車場に車を置き、バス・電車を乗り継いで戻って来る方法である。
(金持ちさんは車の移動サービスを使うこともできる)

穂高駅6時40分の始発バスに乗り、7時半に中房温泉に着く。
登山届を出し、すぐに出発した(写真1)。
30人ほどが同じバスから降り燕をめざす。

中房温泉周辺はまだ紅葉している木は少しだった。

第1ベンチには25分で着く。
第2ベンチには20分で着き、ここで休憩した(写真2)。
歩きやすい道が続く。

紅葉が少しずつ現れる(写真3)。
カラマツなども黄葉を始めている。

登山道はよく整備されていて歩きやすい(写真4)。

第3ベンチを過ぎ、富士見ベンチを過ぎると山々が見えてきた(写真5)。

そして空も青空になってきた(写真6)。

9時45分、合戦小屋に着いた(写真7)。
夏なら大変な賑わいだろうが、数人が休んでいた。

小屋前のナナカマドの実が赤くなっていた(写真8)。

植物は木々が灌木になり、クマザサが増えた(写真9)。
稜線の山々が見えてきたが、大天井岳だろうか。
目を少し左に移すと、富士山や南アルプスが見える(写真10)。

10時過ぎ、三角点のある合戦沢ノ頭に着いた。
ここまで来ると、槍ヶ岳も見えてくる(写真11)。

そして、稜線に燕山荘が見える(写真12)。
燕岳などもよく見える。

私の記憶では燕山荘にかつては南側から行ったような気がするが北西に回り込むように登り稜線に出た。
そして11時前、燕山荘に着いた(写真13)。

燕山荘はペンキを塗り直したばかりのようでとても綺麗だ。
人気の山小屋、人気の燕岳なので賑やかな声が聞こえてくる。
私は始発のバスで追い抜かされずにここまで来たが、中房温泉に車を置いた人たちはもっと先に登ってきているのだ。

燕山荘からのコースタイム30分の燕岳が目の前に見える(写真14)。
また、北アルプスの山々が一望できる(写真15)。
毎回思うことであるが、ここは素晴らしいロケーションである。

槍ヶ岳もしっかり見える(写真16)。
北アルプスを最も代表する山で、富士山同様どこから見ても「槍ヶ岳」であることがわかる。

今回歩く「表銀座パノラマコース」は、槍ヶ岳を中心とした山々を見ながら歩くコースと言ってもいいくらいである。


少し休んだら荷物を置いて燕岳に向かおう。
小屋から3分ほど歩くとおなじみのイルカ岩がある(写真17)。

今や「燕山荘」「燕岳」と言えば、このイルカ岩が必ずと言っていいほどSNSにアップされている。
イルカの目まで書かれたようによくできた岩である。

山々の展望や風化した花崗岩の白い岩肌を見ながら進んでいく。
岩の間にやっと生えたカラマツがちょうど黄葉している(写真18)。

振り返ると燕山荘とこれから向かう大天井への縦走路が見える(写真19)。
燕山荘からここまでなだらかなことがわかるし、これからの縦走路もそれ程大変ではないことがわかる。

11時半前、燕岳山頂に着いた (写真20)。
青空の中、360度の展望を楽しめるうれしさを噛み締める。

7月に歩いた裏銀座の山々、槍穂高連峰、・・・。
滅多に撮らない私が動画を撮ってしまったくらいだ。

気持ちの良い天候だし、いくらでも滞在できるが今日は大天井岳まで行く。
9月の下旬に焼津アルプス愛好会の仲間とここに立ち燕山荘に泊まることになっていたが、静岡の道路が冠水しここへ来ることができなかった。人気の山小屋、燕山荘はみんなと泊まるために今回はやめておいた。
(燕山荘は12月下旬に泊まったことがありその素晴らしさは知っている)

下りは北燕岳方向に降り、そこから戻ろう。
花崗岩の山肌に付けられた道は古代遺跡のようでもある(写真21)。

途中、めがね岩をじっくり眺めて燕山荘に戻る(写真22)。

まだ12時前である。
天気に恵まれ、楽しい合戦尾根からの燕岳であった。
大天井岳への縦走は次号で書く。


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