2023.02.20 MM第882号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


尾白川渓谷(おじろがわけいこく)[不動滝] 山梨県北杜市

この山の私の印象等は・・・                                         

「 静かな秋を楽しみながら久しぶりに歩いた 尾白川渓谷不動滝 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年10月2日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

尾白川渓谷駐車場10:04-10:12千ヶ淵10:16-10:35無名の滝10:40-10:44旭滝10:50-

11:06百合ヶ淵11:11-11:16神蛇滝11:19-11:49不動滝〈1090m〉12:05-12:30尾根道-

12:51黒戸尾根合流-13:06尾白川渓谷駐車場

           【登り 1時間22分  下り 1時間1分   合計 2時間23分】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
尾白川渓谷駐車場(写真1) 千ヶ淵(写真2)
何という花でしょうか?(写真3) アキチョウジ(写真4)
ユキノシタ(写真5) ノコンギク(写真6)
旭滝(写真7) 鎖の張ってある道を進む(写真8)
百合ヶ淵(写真9) 下の渓谷では渓流歩き(写真10)
たくさんの鉄の階段を登る(写真11) 神蛇滝(写真12)
不動大橋(写真13) 不動滝(写真14) 
たくさんの落ち葉(写真15) 曲がりくねった木(写真16)
道標が木に食い込んでいる(写真17)  トリカブト(写真18)
黒戸尾根登山道に合流(写真19)  サラシナショウマ(写真20)
 

【感想 等】 

10月上旬、久しぶりに尾白川渓谷の一番奥「不動滝」まで歩いてみた。

かつては尾白川渓谷駐車場から不動滝→錦滝→日向山→矢立石登山口→尾白川渓谷駐車場と周遊できたのですが、2007年には通行できなかった。
メルマガ&HP No.176 尾白川渓谷 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-c/yama176/yama176.htm

行ってみると不動滝の先にある鉄製の階段が空中に浮いていて登るのは大変だった。
また、錦滝から日向山への山道で遭難して亡くなる人が時々ある。


10時過ぎ、尾白川渓谷駐車場を出発した(写真1)。
駐車場にはまあまあ多くの車がある。

ここに車を止める人の目的は4つ。
・周辺の尾白川渓谷や竹宇駒ヶ岳神社で遊んだり参拝したりする。
・日向山に登る
・甲斐駒ヶ岳に登る
・尾白川渓谷を歩く

日曜日の今日はどんな利用者が多いのだろうか。
10月でもあるし日向山や渓谷歩きだろうか・・・・。

駒ヶ岳神社、吊り橋を通り、数分で千ヶ淵だ(写真2)。
人の姿は見えない。

そばには黄色の花が咲いていた。
これは何という花だろうか?(写真3)。

アキチョウジ(写真4)、ユキノシタ(写真5)もある。
そしてこれはノコンギクかな?(写真6)。

10時半過ぎ旭滝に着いた(写真7)。
この滝は見るのは大変である。
渓谷の下の方に降りて大きな石の上に上がらないと上手く見えない。
石の一番先に行ってもこの程度しか見えない。

道はだんだん険しくなり、鎖の張ってある道を進む(写真8)。

11時過ぎ、百合ヶ淵に着いた(写真9)。
ここは登山道から見えるのでいい。
ただ、吸い込まれそうな切れ込みである。

下の渓谷では渓流歩きをしている(写真10)。
登山道では誰にも会わないのに、まさか下に人がいたとはびっくりであった。

次はたくさんの鉄の階段を登って進んで行く(写真11)。
尾白川渓谷は変化があって楽しい。

百合ヶ淵から5分、神蛇滝に着いた(写真12)。
珍しくここで休んでいるハイカーがいた。

写真のように木の枝が伸び3段の滝が見えにくくなってきたのは残念である。

最近はここで引き返し、尾根道を通り周遊していた。
多くのハイカーがそのようにしている。
今回は久しぶりに不動滝まで行く。

標識に沿って登っていく。
最後は少し下ると不動大橋に出る(写真13)。

その先には不動滝がある(写真14)。
近くに行く道は明確な標識やルートの表示がない。
水量は多いがあまり特徴がない感じでもある。

この不動橋や不動滝は、錦滝への山道が不通になってから来る人はどれくらいいるのだろうか。
毎年何回か訪れている私でも15年ぶりに来た。

ちょうど昼の時間になったので不動滝を見ながら昼食にした。

12時過ぎ、来た道を神蛇滝近くまで戻るため出発した。
訪問者が少ないからか、管理する北杜市で手が十分回らないからか鉄製の階段の隙間から草木が伸びて少し歩きづらい。

たくさんの落ち葉をサクサクと歩くのは気持ちがいい(写真15)。
12時半、神蛇滝からの尾根道に出た。

その先には前からあるが、曲がりくねった木がありいつもこれを見ると芸術的だと思う(写真16)。

道標が木に食い込んでいる(写真17)。
ここまでなるにはどれくらいの年月が経っているのだろう。

最近はスプリング付の針金で優しく木に付ける事が多いように思う。

1輪トリカブトがあった(写真18)。
まだ咲いていてくれてうれしい。

13時前、黒戸尾根登山道に合流した(写真19)。
ここまで来れば尾白川の吊り橋は近い。

サラシナショウマが咲いている(写真20)。
トリカブトといい、このサラシナショウマも、期待していなかったので出会えてうれしかった。

昼食や休憩を入れて3時間の静かな秋の渓谷歩きであった。


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