2023.09.04 MM第910号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     



焼津アルプス3山(花沢山・満観峰・高草山)(449m・470m・501m) 

静岡県焼津市・静岡市・藤枝市 焼津アルプス

この山の私の印象等は・・・                                         

「  28000歩、9時間の焼津アルプス3山縦走(花沢山・満観峰・高草山) 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年7月9日(日)

【天候】        曇り

【コース及び時間】  

かんぽ下登山口P9:02-9:52東尾根展望所10:00-10:17道了権現10:22-10:56水車小屋分岐11:01-

11:26花沢山〈449m〉11:38-12:02日本坂峠-12:18家康のベンチ12:25-13:11満観峰〈470m〉13:46

-14:22鞍掛峠14:28-14:57鞍掛上展望所15:00-15:15高草山〈501m〉15:29-16:14石脇登山口-

16:20観光トイレ16:29-16:58かんぽ下登山口P



       【 かんぽ下登山口~花沢山 2時間4分  花沢山~満観峰 1時間26分  満観峰~高草山 1時間20分 

                                 高草山~かんぽ下登山口 1時間20分   合計 6時間10分 】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
ヤブミョウガ(写真1) 東尾根展望所を進む(写真2)
東尾根展望所(写真3) 東尾根展望所からの駿河湾(写真4)
江戸時代の道標(写真5) 道了権現(写真6)
302段の階段を登る(写真7) 花沢山[449m]山頂(写真8)
板状根にも手すりが設置された(写真9) 花沢山から日本坂峠に下る(写真10)
花沢山から焼津市(写真11) 日本坂峠の穴地蔵(写真12)
水分神社(写真13) 家康のベンチから東名高速と日本平(写真14) 
家康のベンチ(写真15) 満観峰へ続く尾根道(写真16)
満観峰が見えてきた(写真17)  満観峰の山頂[470m](写真18) 
満観峰から雨の高草山を(写真19)  ギボウシ(写真20) 
高草山[501m]山頂(写真21)  花はヤマゴボウに似ているが付き方が違う(写真22) 
トラノオ (写真23) ウバユリの蕾(写真24) 
高草山中腹から焼津港(写真25)  石脇登山口(写真26) 
 

【感想 等】 

7月上旬、焼津アルプス愛好会のみなさんと、焼津アルプス3山縦走を行いました。
7月下旬に行く北アルプス燕岳のトレーニングを兼ねての山歩きです。
燕岳へは中房温泉から登り燕山荘に泊まり同じコースを下るという1泊2日の日程です。

それで、2日間連続の練習も出来るように前日も「花沢山ウオーク(メルマガNo.909)」を行いました。
花沢山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-r/yama909/yama909.html

この2日連続での実施は初めての試みでしたが、燕岳遠征の体力作り、自分の体力を知るという意味でみなさんに挑戦してほしかった企画でした。
この計画に6名が参加してくれました。

この「焼津アルプス3山(花沢山・満観峰・高草山)縦走」のコースは『焼津アルプス登山ガイド2022版』p44に載せてあります。ショートコースとロングコースがありますが、今回はその中間のものです。
なお、『焼津アルプス登山ガイド2022版』は、エキチカ温泉くろしお(JR焼津駅前)とカントリー・オーブン(花沢の里水車小屋近く)で販売しています。


朝9時にかんぽ下登山口を出発しました。
雨が降りそうなどんよりとした曇り空です。

登山口ではヤブミョウガが見送ってくれました(写真1)。

標識に従って焼津アルプス東尾根を順調に歩いて行きました(写真2)。

出発から50分、「東尾根展望所」に着きました(写真3)。
先日設置した標識はしっかり付いていました(昨年設置した物は紛失してしまったので新しく作り直しました)。

ここからの海が、焼津アルプスで一番きれいですが天気が今1歩です(写真4)。

10時過ぎ、江戸時代の道標2つを過ぎました(写真5)。
良く江戸時代から紛失しないで今まで残っています。

そして、道了権現に着きました(写真6)。
どんより曇ってはいますが、涼しい風が吹き暑くないのがうれしいです。

水車小屋分岐を過ぎ、302段の階段を登ります(写真7)。
11時半1つ目の山「花沢山」に着きました(写真8)。
ベンチは濡れていますが、座って少し行動食を食べました。

日本坂峠に向かって下ります。
途中の板状根越えには手すりが設置されていました(写真9)。
また、草が茂っていた所をきれいに刈ってくれてあります(写真10)。
ありがたいことです。

焼津側の展望所から見ると焼津市内は弱い雨が降っているようです(写真11)。

12時、日本坂峠に着きました。
峠の穴地蔵が見守ってくれています(写真12)。

分水神社を過ぎ進んで行きます(写真13)。

静岡市内も雲が垂れ込めています。
12時過ぎ、「家康のベンチ」に着きました。
展望はかろうじて日本平が見える程度でした(写真14)。
家康のベンチで展望を楽しみながら少し休憩です(写真15)。

尾根道の3つの小ピークを越えて行きます(写真16)。

満観峰の山頂が見えてきました(写真17)。
見えればあと少しで山頂に着きます。

13時過ぎ、2つ目の「満観峰」に着きました。
東屋のベンチでやや遅めの昼食です(写真18)。

これから向かう高草山は山頂を霧が覆っています(写真19)。
雨が降っているかもしれません。
雨合羽をすぐ出せるようにザックの上の方に入れ直して出発です。

14時過ぎ、鞍掛峠に下りました。
体調がすぐれなかった1名が2山でやめて花沢の里に下って行きました。
(携帯で連絡を取り合い中腹の農道を歩き石脇登山口で待ち合わせます)

鞍掛峠から高草山方向に登っていくとギボウシがたくさん咲いていました(写真20)。
年々ギボウシが増えてきています。

15時過ぎ、3つ目の「高草山」に着きました(写真21)。
雨が降っていなくて良かったです。
山頂にはギボウシ、イタドリ、ヤマゴボウに似ているけど花の付き方が違う花などが咲いています(写真22)。
オカトラノオもたくさん咲いていました (写真23)。
また、ウバユリが茎を伸ばしていました(写真24)。

下りは石脇コースです。
坂本Bコース分岐から焼津市内を見下ろします(写真25)。
時々焼津港など市内を展望しながら下り石脇登山口に16時過ぎに降りました(写真26)。
その先の観光トイレの東屋で鞍掛峠から下った1人が待っていました。
元気で良かったです。

合流してからかんぽ下登山口の駐車場に戻ったのは17時少し前でした。

みなさん「疲れた」とも言わずに頑張って歩きました。

山のレベルは「体力」と「技術・能力」で表されることが多いですが、このコースをクリアーできた方は体力的には中級合格です。
素晴らしいです。
3週間後の北アルプス燕岳登山はバッチリ歩くことが出来ます。

また来年、体力が必要な遠征では希望者を募り挑戦したいと思います。


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