2008.03.10 MM第207号
*下に感想等の文があります。
【歩いた日】 2008年2月10日(日) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 大和田(一本木)13:20発−14:31大嵐分岐−14:36足和田山(五湖台)〈1355m〉14:49− 15:22大和田P 【 登り 1時間16分 下り 33分 合計 1時間49分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
国道139号を走っていると足和田山稜が見えてくる(車中より) | 雪の中に人の足跡が少しついていた |
けっこう雪が多く、ラッセルでなくて良かった | 足和田山は「五湖台」ともいい山頂には展望台が |
五湖は確認できなかったが、西湖は最高だった | 天気がだんだん良くなり富士山もくっきり |
【感想 等】 富士山を見ながら白銀の世界に浸かりたいと出かけた2月中旬の3連休、2泊3日の第3弾「足和田山」である。 足和田山は富士五湖の河口湖と西湖の近くにある山である。またの名を「五湖台」と言いかつては富士五湖が見渡せたようだ。また、東海自然歩道のモデルコースとして最初につくられたということである。 最初、箱根の丸岳(NO.205号)に登り、次に山中湖近くの石割山(NO.206号)に登った。新雪の中のラッセルではあったが積雪は30cmほどで気持ちよく歩くことができた。しかも、思ったより時間がかからなかったので午後からもう1つ歩くことにした。それがこの河口湖・西湖近くの足和田山だ。 山中湖から国道139号線を足和田に向かう。 河口湖が近づくと右方向に足和田山の連なりが見えてくる(写真)。 大和田に着き、昼食後、13時過ぎ登山を開始した。 樹林の間の急な山道を登っていく。 前日降った雪は石割山より多く、膝下まである。40cmくらいだ。 そこに少しだけ歩いた足跡が50cmほどの間隔で穴になってある。 もっと入山者が多いかと思ったが、ラッセルより楽だ。ラッキーだった(写真)。 午後になり晴れてきたので真っ白な雪に黒い木の影が映っている。 積雪が40cmもあるとやはり歩きにくい。 防寒服は脱いで歩き始めたが、汗が噴き出してくる。 前方から中高年3人組が歩いてきた。 3時間かけ山頂までラッセルしたと言っていた。 彼らにお礼を言って先を急いだ。 出発から1時間ほど歩くと、かなり平坦になりもうすぐ尾根だ。 積雪は5cmほど多くなった。深いトレースになっていて歩きやすい。 14時半、東方向からの大嵐ルートに合流した。 足和田山まではあと少しだ。 最後の直登のところには標識がなかったので先行者のトレースがルートを少しはずれていることはわかったが、尾根を歩けば山頂へは着くので気にしなかった。 2分くらい歩くと実際の道の標識と共に踏み跡があった。 そしてすぐに足和田山の山頂に着いた。 山頂には立派な展望台があり、そこの標識は足和田山ではなく「五湖台」であった。(もちろん、別に足和田山の標柱もあった。) そして、カラーで描いた東海自然歩道と富士五湖の案内板があった。 曇っていた富士山の回りの空も晴れすっきりと見えた(写真)。 展望台からは五湖は見えなかったが、河口湖がとてもきれいに見えた(写真)。 他には本栖湖が見えた。 大きくなった木がじゃまして残りの3湖が見えないのだろう。 当初の予定は三湖台、紅葉台と歩いて鳴沢氷穴下山しバスで戻る、であった。 そのためにバスの時刻表もプリントアウトし持ってきた。 しかし、ここから先は新雪の中、全く足跡がない。 ラッセルをしての縦走では日没までに下山することは出来ない。 このコースの縦走は次回の楽しみにとっておくことにした。 帰路は同じコースを戻る。 といっても大嵐分岐は正規のルートで下っていった。 15時過ぎ、中年カップルが登ってきた。 自分も遅い出発であったが、もっと遅い人がいるとはびっくりした。 下りは30分余で下りてしまった。 あまりの早さに自分でもびっくりした。 約40cmと思ったより深かった雪と遊べて、またすっきりした富士山も見えて満足した午後であった。 下山後すぐ、第4の山の麓の精進湖に向かって出発した。 |