2012.01.02 MM第374号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

婆裟羅山(ばさらやま 608m)静岡県下田市・松崎町 静岡の百山


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この山の私の印象等は・・・                                 

「 道なき道は思ったより簡単であった 婆娑羅山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2010年2月28日(日)

【天候】        小雨

【コース及び時間】

7:43婆娑羅トンネル発−7:53尾根−7:58[SBS中継所]−8:33婆娑羅山〈608m〉8:42−9:08[SBS中継所]−9:11

尾根−9:21婆娑羅トンネル


      【 登り 50分  下り 39分   計 1時間29分 】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
婆娑羅トンネル入口から登る(写真1) こんな感じの中を登っていく(写真2)
所々に赤いテープがある(写真3) 小雨で周りの山も霞んでいる(写真4)
婆娑羅山の山頂は樹林の中である(写真5) 梅の花が目を楽しませてくれる(写真6)

 【感想 等】

 昨年2月の記録である。
この婆娑羅山もガイドブックに載っていない山であるが「静岡の百山」の1つである。
そのため登山者は少なく、ネットの情報を元に、地形図を頼りに歩いた。
(一般向けの山歩きではなく、マニア向けのバリエーションルートである)

地形図には東側からと北側から道があるが、ネットで見つけた2件は南側の婆娑羅トンネルからであった。
ここから登れれば時間短縮になる、と今回の登山口はここにした。

天気は前日のように大雨警報ではないが、小雨が降っている。
松崎から県道15号線(松崎街道)を来たところにある婆娑羅トンネルに、午前7時半に着いた。
路肩にスペースがあったのでそこに車を置く。

そこには写真のようにトンネル上に出るコンクリートの階段がある(写真1)。
ネットで見た写真と同じだ、と気をよくして登っていく。
山頂までの標高差は300mである。

トンネルの上は歩いた跡はあるものの、道とはいえない感じである(写真2)。
10分ほど歩くと、赤いテープがあった(写真3)。
このテープがあると安心する(猿山のよう、いろいろなテープがにあちこちにあると困るが・・・No.368猿山。)。
100%信じると迷う可能性もあるが、方向性、尾根を歩いていくということをプラスして考えていけば多分いいだろう。

緩やかに登っていく。
8時近く、SBSの中継所に着いた。
(地形図には出ていない新しい施設だ)
そこからは雨に霞んだ山々が展望できる(写真4)。
ここが下田市と松崎町の境界にある山深い位置にあるのを実感する。
残念ながら山の名前はわからない。

杉の植林帯を登っていく。
全く展望もないのでひたすら歩くだけだ。
8時半過ぎ、白い杭が見えたと思ったらそこが婆娑羅山(標高608m)の山頂であった(写真5)。
白い杭は三等三角点の杭である。あっけない到着であった。

倒れた杉の木があるが、誰も切ったりどかしたりはしないのだろう。
登る人がほとんどいないのだから・・・

ほんとに簡単に着いてしまい、、びっくりである。
展望があったのはSBS中継所の所だけである。
もちろん、小雨という天候もあり誰にも会わない。

そこにある丸太も濡れているし、することもない。
水分を補給したら戻ることにする。

来た道をすいすい歩いて行く。
あっという間に尾根の取り付けに着く。
そこで少し迷ったが、すぐにトンネル西に降りる踏み跡を見つけ下る。
9時半前には車に戻ることができた。
実動1時間半である。

降りたところには、登りでは気づかなかった梅が咲いていた(写真6)。
登頂を祝福してくれている気がしてうれしかった。
今回は小雨ということもあり、少ししか楽しめなかったが地形図を見ながら歩くという良い体験ができた。

この後、猿山(メルマガNo.300)に向かうも前日の大雨で敗退を余儀なくされたことがなつかしい。
また、家への帰路にはチリ沖地震による津波警報のため8時間通行止めもあった。
そんな伊豆の山歩きである。

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