2012.11.04 MM 第411号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2012年10月6日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 新道峠下P8:06発−8:09新道峠−8:22破風山〈1674m〉−8:32すずらん峠8:36−8:51黒岳〈1793m〉8:59 −9:11すずらん峠−9:22破風山〈1674m〉−9:32新道峠−9:34新道峠下P 【 登り(黒岳まで) 41分 下り 35分 合計 1時間16分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。 |
新道峠下の登山口(写真1) | 新道峠からの富士山(写真2) |
河口湖と富士山がすばらしい(写真3) | 紅葉が少し始まっている(写真4) |
破風山(標高1674m)山頂(写真5) | 三角点のある黒岳(標高1793m)(写真6) |
【感想 等】 10月の山歩きは富士山の北部、富士五湖の1つである河口湖の北にある黒岳(日本三百名山)である。 黒岳への登り方はいろいろあるが、近くにある釈迦ヶ岳(山梨百名山)にも登りたいし簡単に車に戻りたい、と思った。 いろいろ考えたが、簡単な近くの峠からのピストンにした。 この辺はスズラン畑があり花のシーズンは混んでいる。 10月上旬のこの時期はすいているので富士山が見えれば最高である。 河口湖から県道を通り、水ヶ沢林道を登山口に向かう。 途中、すずらん峠への山道があり、そこから登ろうかと迷ったが車をおけるスペースを探していたら新道峠下に着いた。 新道峠下の駐車場には車が3台止まってていた。 すぐに用意し出発することにした。 峠まで5分と表示がある(写真1)。 林の中の緩い坂を登っていくと、たばこのにおいがする。 どこまで歩いてもである。 そうか、木々に囲まれ風もないので先に登っていった歩きたばこのにおいが留まっているのだ。 すぐに熟年カップルに追いついた。 やはり女性が歩きながらたばこを吸っていた。 彼女にたばこはやめてほしいというと、動物がたばこのにおいが嫌いだと思って・・・、という。 しかし、すぐにたばこを消してくれた。 追い越してからすぐに新道峠に着いた。 そこからは富士山が展望できる(写真2)。 しかもその前には河口湖が見える。 尾根に上がれば、あとは富士山と河口湖を見ながらの余り起伏のない尾根歩きである。 河口湖大橋も見える。 樹林の中を木々の間から富士山や河口湖を見ながら歩く。 山道をイノシシがほじった跡が続く。 樹林が切れ、富士山と河口湖のほぼ全体が見えてくる(写真3)。 富士山が雪をかぶっていればもっと素敵だろう。 9月に雪が付く年もあれば、11月に雪がない年もある。 10月に登った富士山(メルマガNo.151)、11月に登った富士山(メルマガNo.239)を思い出す。 また樹林に入り、赤く染まった木の葉がある(写真4)。 11月上旬の今頃、山全体が紅葉していることだろう。 駐車場から20分弱で破風山(標高1674m)に着いた(写真5)。 山頂の標識がなければわからないくらいのなだらかな山頂である。 広葉樹と松などの針葉樹の混じった明るい樹林を歩いて行く。 足元にはクマササが生えている。 そんな中トリカブトの紫色の花も残っている。 また、白いサラシマショウマの残り花もある。 すぐにすずらん峠である。 少し休んでから歩く。 峠から15分で黒岳(標高1793m)に着いた(写真6)。 写真のように三角点はあるものの樹林に囲まれ展望はない。 この黒岳は御坂山塊の最高峰だという。 なだらかな山が続いているのだ。 案内板があり山頂のすぐ南側200mの所に展望場がある。 行って見ると熟年カップルが富士山の方を向いて休んでいた。 富士山は上部にガスがかかってきていた。 景色を少し見て山頂に戻り休憩する。 少し休んでから元来た道を富士山と河口湖の風景や足元の花々を見ながら帰る。 新道峠までの登りで会った人達とこの展望所で会った人以外には会わなかった。 富士山と河口湖を眺めながらの気持ちの良い山歩きであった。 |