2013.07.10 MM 第443号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


太刀岡山 (たちおかやま 1322m)

山梨県甲府市・甲斐市    山梨百名山


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この山の私の印象等は・・・                                     

「 花々に迎えられ富士山を見ることができた 太刀岡山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2013年4月27日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

太刀岡山登山口9:36−10:00はさみ岩10:05−10:30太刀岡山南峰〈1295m〉10:35−北峰〈1322m〉他−

11:03南峰11:13−11:44太刀岡山登山口



        【 登り 49分  下り 31分     合計(山頂での時間は含まず) 1時間20分  】




*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
登山口は花で一杯だった(写真1) イノシイ除けの柵が(写真2)
南峰に山頂の標識が(写真3) アカヤシオが迎えてくれた(写真4)
山頂からは富士山も見える(写真5) はさみ岩の下ではクライミングを(写真6)

 【感想 等】

 今回はお手軽登山を楽しんでいる。
まず、黒富士(メルマガNo.441)に登り、曲岳(メルマガNo.442)に登った。

どちらも往復1時間弱の山歩きだった。
この太刀岡山も曲岳の南3kmほどの所にある。
3山を縦走することもできるだろう。

観音峠から甲府方面に戻り、下芦沢にある登山口から登る。
観音峠林道沿いに8台ほど止めることができる駐車場がある。
9時半近くに着いたときには残り1台しかなく、すれすれセーフで車を置くことができた。

辺りは静まりかえっているが、人気のある山なのかな、と思いながら出発の準備をした。
9時半過ぎ、表示に従って小さな川を渡り登っていくと登山口があった。

そこには菜の花、チューリップ、梅の花だろうか、いろいろな花が咲き乱れている(写真1)。
地域の方が歓迎してくれているようだ。

うれしくなって進んで行くと、「クマ、イノシシ注意」の看板があり気持ちを引き締めた。
その先の山道にはイノシシから地域を守るための柵が付けられていた(写真2)。
その近くにはヤマブキの花が咲いていた。

20分ほど登ると、大きな岩がある。
その下には石の小さな祠が置かれている。
歩きながら「なんだか人の声が聞こえてくるな」、と思っていたが
それはロッククライミングの練習をする10人ほどの若い男女であった(写真6)。
きっと車も彼らのものである。

そこから少し上がると「はさみ岩」に出た。
観音峠林道から見えた岩である。

急な坂をどんどん高度を上げていく。
ショッキングピンクのミツバツツジが目を楽しませてくれる。

徐々に甲府市内が樹林越しに見えてくる。

もっと時間がかかると思ったが、10時半、太刀岡山の山頂に着いた(写真3)。
三等三角点もあるがここは南峰で1295mである。
そこに「山梨百名山」の標柱があり驚いた。
確かこの太刀岡山のピークは1322mであり、それは北峰である。
石の祠も2つあり山を代表する山頂のようである。

周りを見渡すと山々の前にアカヤシオが咲いている(写真4)。
山頂でも花が来訪を歓迎してくれている。

もちろん、富士山はしっかり見える(写真5)。
なかなかすばらしい山頂である。

太刀岡山の最高峰はもっといいかもしれない、と出発する。

なだらかな尾根を15分ほど行くと、「太刀岡山←」となっている。
おかしいな、と思いつつも気にせず進む。

ミツバツツジがきれいだ。

どんどん行くと、いつの間にか急な下りになった。
地形図では北峰へはそんな下りはなく27mほど標高が高いはずである。
地形図にない短い下りということもある。

5分ほど、行って見ることにした。
道は登る様子はなく、前の景色が見えてきた。
それは越道峠への急な下りであることがはっきりした。

北峰を探しながら戻ることにした。
下る手前に小さなピークがあったが「北峰」の表示はなかった。
また、展望もなく灌木に囲まれていた。

せめて簡単な標識はほしいものである。

11時過ぎ、南峰に戻った。
新緑や山と花の写真を撮りながら少し休憩し、元来た道を戻る。

はさみ岩の下でロッククライミングの練習をしていた人達は、岩に付いていた。
その様子を少し眺める(写真6)。

そして11時半過ぎ、車に戻った。
今回の遠征で一番花に囲まれた山歩きであった。



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