2014.04.21 MM 第473号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年3月25日(火) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 石川少年自然の家P8:50−8:55下山路分岐−9:07A,BCコース分岐−9:11石川岳〈432m〉9:16−9:26 登り道合流−9:28石川少年自然の家9:30−9:31駐車場 【 登り 21分 下山 13分 合計 34分】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
登山口の石川少年自然の家(写真1) | ロープもありなかなか楽しめる(写真2) |
3つのコースが用意されていた(写真3) | 倒木があったが生きているので切らないという(写真4) |
石川岳山頂は静かだった(写真5) | 山頂からの展望はいい(写真6) |
下山路は登りとは別にある(写真7) | サンゴ礁の隆起でできた沖縄は高い山はない(写真8) |
【感想 等】 Oさんと本部半島の4山の縦走(メルマガNo.471、No.472)をしたが、あと1つ登りたいと考えた。 9つある「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」もレンタカーを借りすべて回るめども立った。 そして、沖縄と言ったらやはり海である。 スキューバをやるなら離島でやりたい。 泳ぐには少し寒い。 じゃあ、ウエットスーツを着てシュノーケリングがある。 ガイドブックには「青の洞窟」についてたくさんのページを割いて書かれている。 首里城・美ら海水族館と共に今の沖縄観光の目玉といった感じである。 ということで、青の洞窟予約の電話をしたら15時半からならあいている、という。 別の会社にしようかとも思ったが、少人数で実施というのでそこに決めた。 家で「沖縄の山(山と渓谷)」の本を見た時、石川岳が出ていたのを思い出した。 標高も290mとそれほど高くないし、 登山口には石川少年自然の家があるので道はしっかりしているだろう、 ということで石川岳に登ることに決めた。 この山に登ってからシュノーケリングに行っても十分時間はあるだろう、と具体的な計画を立てた。 「早出早着」それが山歩きの基本である。 那覇を7時前に出たので石川自然の家に着いたのは8時半過ぎであった。 平日だし、もちろん、駐車場には車は一台もない。 上は関係者の駐車場だという表示があったので、下の広い駐車場に車を止め自然の家に向かった(写真1)。 所員さんがいて、ノートに記帳するように言われ出発時間等を記入した。 その時、石川岳の地図もいただいた。 A,B,Cと3つのコースがあり、それぞれ目安の時間が書いてあった。 最短で1時間から3時間だ。 そして簡単な説明をしてくれた。 車に戻り、荷物を準備して出発した。 自然の家の建物の間を抜けて行くとすぐに「登山道入口」があった。 左は下山路で右が登りと、下り登りが別コースになっている。 ここは子ども達がよく利用する山である。 だからカラフルにわかりやすい看板があり、別コースにしてあるのだ。 そして少し行くと、山道にはロープが張ってある(写真2)。 最初からなかなか楽しいそうな道である。 そこから数分登ると金武湾が見えてきた。 高い煙突があるのは火力発電所だろうか。沖に伸びている橋の先には何があるのだろうか。 景色もなかなかいい。 その先に分岐がある(写真3)。 それはAコース、B・Cコースの分岐である。 地図を見ると、B・Cは遠回りをして山頂に立つコースだ。 時間はあるのでそれも良かったが、まっすぐ山頂に向かうAコースを選んだ。 右のAコースを進んで行くと、背丈を超える細い竹が両側にある。 その先には倒木が2本ある(写真4)。 簡単に下をくぐることのできる倒木ではあるが、小学生では頭をぶつける子どももあるだろう。 そんなことを思っていると、 9時過ぎには石川岳(標高290m)の山頂に着いてしまった(写真5)。 かかった時間はわずか21分。 あまりにも近かったのでびっくりである。 木や草は生えているものの、展望はいい。 先ほど見えた金武湾や火力発電所なども見える(写真6)。 帰路は少し下りたところにある「下山道」を通る(写真7)。 標識の先からは高速道路周辺の景色がよく見える。 その先に見える小高い丘のような山は恩納岳だろうか。 その先にはまたまたロープがある。 下りも楽しませてくれる。 ただ、ロープがあることで持てば転びにくいだろうが、人数が多いと時間がかかりやすい。 そんなこともありコースタイムを往復1時間から1時間半と取ってあるのかもしれない。 山頂から12分で自然の家に着いてしまった。 下山時刻を記入するため自然の家に寄ると「早かったですね。」と驚いていた。 写真を見せながら倒木のことを話すと、「生きているから切らない」という事であった。 それもよし。 下をくぐって通ればいいことである。 頭をぶつけるくらいのことは何でもないことである。 シュノーケリングまでの時間はいっぱい余ってしまったが、海岸で海を眺めてのんびりしよう。 短い時間ではあったがまあ楽しめた山歩きであった。 |