2017.12.10 MM 第622号
照山(てるやま 170m)沖縄県 慶良間諸島 渡嘉敷島
この山の私の印象等は・・・
「 3日目の渡嘉敷島でも山を独占し、
ハイビスカスと慶良間諸島の島々の展望を楽しんだ 照山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2017年10月18日(水) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 阿波連ビーチ9:24-9:42展望台入口-9:48照山展望台9:55-10:00照山阿波連歩道入口-10:17阿波連ビーチ 【 登り 24分 下り 22分 合計 46分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
阿嘉島から阿波連漁港に着く(写真1) | 阿波連ビーチ(写真2) |
白いハイビスカス(写真3) | 赤色のハイビスカス(写真4) |
展望台入口(写真5) | 渡嘉志久ビーチを見下ろす(写真6) |
整備された遊歩道(写真7) | 慶良間諸島の島々が見える(写真8) |
説明板があるのもありがたい(写真9) | 展望台の上からはよりよく見える(写真10) |
下ってきたら「ハブ注意」とは・・・(写真11) | 阿波連ビーチに戻る(写真12) |
【感想 等】 10月中旬、沖縄の山に行ってきた。 「沖縄県の山(山と渓谷社)」に慶良間諸島の3山が載っていて、これを元に計画した。 今回の計画は、離島3島(慶良間諸島)の3山を3日間で歩こうという計画である。 しかも、せっかくなのでシュノーケリングもしたいと、シュノーケリング3点セットも持参した。 1日目は座間味島の高月山に登り西半分を周遊した(メルマガNo.618)。 座間味島の高月山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-l/yama618/yama618.html そして2日目の朝は高月山からの日の出を見るための山歩きをし、古座間味ビーチでシュノーケリングを楽しんだ(メルマガNo.619)。 高月山からの日の出 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-l/yama619/yama619.html その後阿嘉島に渡り中岳展望台と北浜ビーチに行く(メルマガNo.621)。 中岳展望台と北浜ビーチ http://h1933.web.fc2.com/hyaku-l/yama621/yama621.html 本日は、8時45分発の船で阿嘉港から阿波連漁港に渡る。 阿波連漁港は島の西側、宿は東側の渡嘉敷港近くにある。 約10kgの荷物を背負い阿波連漁港から照山を経由して渡嘉敷港まで歩こうと計画していたのであるが、宿の好意で阿波連漁港に迎えに来てくれ阿波連ビーチまで連れて行ってくれるという。 そして、16時にまた阿波連ビーチに迎えに来てくれ渡嘉敷港近くにある宿まで連れて行ってくれるという。 前日の無人の宿とは全く違うありがたいおもてなしである。 朝7時に起き、前日ビールを飲んだ阿嘉ビーチでパンの朝食を取る。 台風は徐々に近づいてはいるが時速10kmから15kmの速さである。 何とか予定を変更しなくても大丈夫そうである。 天気は晴れ。 気持ちよく朝の時間を過ごす。 8時頃まで持参した本を読んだり海を眺めたりして過ごし、阿嘉港に向かう。 定刻に船は来た。 乗ったのは私だけ。 サイクリストの外国人が1人自転車と共に乗っていた。 9時に阿波連漁港に着いた(写真1)。 マイクロバスが待っていてその中には宿泊客が数人乗っていた。 ピックアップしていただき、数分のところにある阿波連ビーチに着く(写真2)。 そこには宿のオフィスがありアクティビティーの基地になっているようである。 マイクロバスの中で東北地方の中年女性に話しかけられ私が静岡県の焼津から来たと話す。 彼女は、焼津のヨガ教室の先生と友人でよく焼津には来るという。 しかもそのヨガ教室は、私が写真の個展などでお世話になっている画廊横である。 世の中は狭いものである。 阿波連ビーチでは乗っていた宿泊客もそこで下車し、海水浴やシュノーケリングをするようである。 私はオフィスで荷物を預かっていただきサブザックで照山に向かう。 ビーチから北にまっすぐ延びる渡嘉敷港に向かう道を行けばいい。 舗装道路をゆるやかに登っていく。 白いハイビスカスが咲いている(写真3)。 ハイビスカスというと赤い情熱的な花をイメージするが、いろいろな色がある。 黄色やピンク、また赤色にもいろいろな種類がある。 赤いハイビスカスも咲いている(写真4)。 日陰のない炎天下の道を歩くので今日も暑い1日になりそうである。 10分少し歩くと「森林公園 ログハウス」への分岐の標示がある。 森林公園方向に行くと照山への登り口がある。 数分ほど歩くと予想通り「展望台→」という標示があった(写真5)。 両側から草が生い茂った階段を登っていく。 空にはトンビだろうか、10羽ほどが獲物を探して飛んでいる。 前方に渡嘉志久ビーチが見えてきた(写真6)。 きれいなビーチであるが、シーズンオフなのか人影は少ない。 尾根に造られた遊歩道を進んで行く(写真7)。 と、足元に1mくらいの金色のヘビが出てきて踏みそうになった。 台湾ではグリーンスネークという黄緑色のヘビに出合ったことがある。 このヘビの正式な名前はわからないが、ネットで調べると沖縄には「金ハブ」なるものがいるようである。 ハブは猛毒があるので踏んだり噛まれたりしなくて良かった。 前方に阿波連展望台と阿波連集落、離島が見えてきた。 入口から数分で照山展望台に着いた。 国立公園、慶良間諸島の島々が見える(写真8)。 そこには説明板があるので島の名前がわかっていい(写真9)。 写真8の島々は左から、外地島、久場島、慶留間島である。 木製の展望台から下り遊歩道を渡嘉敷集落方向に向かう(写真10)。 なだらかに下って行くと、「ハブ注意」の看板がある(写真11)。 この看板が入口の方にあってほしかった。 私にとっては出口である。 改めてヘビに噛まれなくて良かった、と思う。 メイン道路には「慶良間諸島国立公園 照山~阿波連遊歩道」という環境省が設置した立派な案内板が設置されていた。 さあ、道路を阿波連ビーチに戻ろう。 ピンクや赤のハイビスカスを見ながら下って行く。 10時過ぎ、阿波連集落に着く(写真12)。 1時間弱であったが、ハイビスカスと慶良間諸島の島々の展望を楽しんだ照山であった。 ピックアップの16時まではまだまだ時間はある。 集落の商店でハムと卵をはさんだ握り飯を買い、渡嘉敷島の南端「阿波連園地」に向かうことにする(No.623へ続く) |