2021.01.11 MM 第774号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 

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満観峰からの初日の出(まんかんほう 470m) 静岡県焼津市・静岡市 
焼津アルプス 日本百低山


この山の私の印象等は・・・                                         

「 今年も素晴らしいご来光を拝めた 満観峰 」
 

                        *下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2021年1月1日(金)

【天候】        快晴

【コース及び時間】  

5:37花沢の里観光駐車場-5:47鞍掛峠登山口-6:07鞍掛峠6:10-6:36満観峰〈470m〉7:06-7:33家康ベンチ

-7:36水分大神7:45-7:51日本坂峠-7:52焼津辺展望台-9:00法華寺-9:23花沢の里観光駐車場

       【 登り 56分 下り 2時間8分   計 3時間4分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
満月に近い月明かりでライトが不要(写真1) 数珠つなぎの大勢の人たち(写真2)
焼津港が見えてくる(写真3) 山頂には初日の出を待つ多くの人が(写真4)
富士山にも初日が当たり始める(写真5) 2021年初日の出(写真6)
駿河湾を初日が照らす(写真7) 400人以上の人が(写真8)
落ち葉には霜が(写真9) まだ残る紅葉(写真10)
アザミも残っていた(写真11) 「家康ベンチ」からの富士山(写真12)
水分大神で休憩(写真13)  焼津辺展望台からの焼津市市内(写真14)
法華寺の残りモミジ(写真15)  花沢の里はまだまだモミジがいっぱい(写真16)
 

【感想 等】 

2021年、おめでとうございます。
今年も焼津アルプスで初日の出を拝みました。

焼津アルプス3山で順に初日の出を拝んでいますが、今年は「満観峰」です。
2018年元日 満観峰(メルマガNo.626) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-l/yama626/yama626.html
2019年元日 花沢山(メルマガNo.672) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-m/yama672/yama672.html
2020年元日 高草山(楽天ブログ2020/1/3) https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202001030000/

私は毎年初日の出は拝んでいますが、子供の時には浜当目海岸から、20代からは高草山からが多かったです。
2000年頃から焼津アルプス3山で順に初日の出を拝むようになりました。

今年はコロナ禍ですので、どうしようかとも思いましたが、コロナ禍だからこそ「初日の出に願いを込めたい」と思いました。

今回、先に残念だったことを2つ書いておきます。
▲5時半という暗い中、多くのお年寄りが寝ている花沢集落を大声で話しながら歩いている方がありました。
 静岡県で唯一「伝統的建築群」に指定されビジターセンターができ今年から活動が始まるのですが、登山者の協力が必要です。

▲鞍掛峠には表示もあり「駐車禁止」ということになっていますが数台の車が止まっていました。
 ここは1年に何回も通りますが、昨年は1台も駐車してある車を見かけなかったので残念です。

5時半、花沢の里観光駐車場に着きました。
3つある駐車場はほぼ満車でやっと車を止め出発しました。

満観峰へ向かって歩いている人が多いです。
これまでで一番多いです。

その1つのグループ、4人が大声で話しながら歩いて行きます。
お年寄りが多い集落の中を歩いているということを忘れているのかもしれません。
教えてあげようかと思いましたが、元日からもめ事の元を作りたくなかったので静かに追い抜きました。

満月を過ぎたばかりの明るい夜道はヘッドライトはいらないくらいです(写真1)。

6時過ぎに鞍掛峠に着きました。
ここにも10人くらいの人が休んでいます。
そこには、車が数台駐車してあり、ちょうどまた1台が上がってきました。
ここは「駐車禁止」と書かれているのを知らないのでしょうか。

そこからの道は歩いている人数も増え、追い抜けなくて数珠つなぎになってしまいました(写真2)。
まあ、追い抜けなくてもいいのですが、1年で一番混むのが今日の元日でしょう。

やがて杉林を抜け日の出前の焼津港が見えてきました(写真3)。

山頂には6時半過ぎに着きましたが、初日の出を待つ多くの人がいました(写真4)。
満観峰がいいのは、山頂が広く、多くの方がご来光を拝んだり休んだりできることです。

6時45分、東の空が赤くなってきました。
やがて富士山にかかっているガスも少し色づいてきました(写真5)。
富士山にもっと雪があれば赤富士が見えるのに、思ったより赤くはなりません。

6時54分、2021年初日の出が顔を出しました(写真6)。
初日の出を拝みながら、太陽に願いをします。
「新型コロナウイルスが早く収まりますように」
「私の家族や日本中、世界中の人たちがより幸せになりますように」

日の出から5分経てばすっかり太陽は顔を出し、駿河湾を初日が照らします(写真7)。

後ろを振り返れば、そこには400人以上の人がいます(写真8)。

7時6分、日本坂峠に向かって降り始めます。
山道の落ち葉には霜が付いています(写真9)。

まだ残る紅葉があります(写真10)。
そんな木を見ながら太陽に向かって歩いて行きます。

3年前の元日には歩いているのは私1人でしたが、なんと数組が日本坂峠に向かって下ってきています。
満観峰の山頂の人数だけでなく、山歩きをしてから下る人も増えていることがわかります。
山歩きをする人が確実に増えているのでしょう。

アザミの花も残っていました(写真11)。
ここには10本近いアザミがありました。

7時半過ぎ、展望がよい場所に着きました(写真12)。
そこを「家康ベンチ」と名前を付けた人がいます。
なんと、「日本一の展望地」とも書かれています。

日本一かどうかはわかりませんが、ここからの眺めは気に入っています。
各地に「○○百名山」がありますが、静岡は「静岡の百山」です。
「静岡百名山」でもいいわけですが、奥ゆかしい静岡人ならではの表現です。

水分大神に着きました(写真13)。
水分大神は「みくまりおおかみ」と読むんですね。
神道の神で、水の分配を司る神だそうです。
農業や生活には水が必要です。
山から水が流れてきますのでその分水嶺にあるのでしょう。
古代からある信仰でしょう。
そんなことを考えながら休憩しました。

8時近く、日本坂峠を過ぎ、焼津辺展望台に着きました(写真14)。
優しい光が私の住む焼津市を照らしています。
ほんとうに早くコロナが収束しよい年になってほしいと思います。

下っていくと黄色く色づいた木の葉がたくさんあります。
黄色のモミジもありました。

法華寺のモミジは多くが葉を落としていましたが、残りモミジもあります(写真15)。

花沢の里にはまだまだ色づいたモミジの木がいっぱいありました(写真16)。
9時半近く、花沢の里観光駐車場に戻りました。

今年の元日も素晴らしい山歩きができてよかったです。

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ご活用ください。

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