2023.07.10 MM第902号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2023年5月30日(火) 【天候】 雨 【コース及び時間】 背振山山頂駐車場13:39-13:46背振山〈1055m〉13:49-13:55背振山山頂駐車場 【登り 7分 下り 6分 合計 13分】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【日帰り温泉】 筌の口温泉共同浴場(300円+駐車料金200円) 大分県玖珠郡九重町 |
背振少年の家方向に向かいます(写真1) | 筑紫那馬渓(写真2) |
やっと着いた(写真3) | がらんとした駐車場とトイレ(写真4) |
私の借りたレンタカー(写真5) | ヒメジョオンかな?(写真6) |
九州自然歩道が通っている(写真7) | 航空自衛隊背振分屯基地(写真8) |
基地に沿って進む(写真9) | 雨で濡れた草がズボンを濡らす(写真10) |
かつては立派な神社があった?(写真11) | 石灯籠も歴史を感じる(写真12) |
向こうにレーダードーム?(写真13) | 避難小屋かな?(写真14) |
立派な敷地にしては小さな祠(写真15) | 背振山[1055m]山頂の標識(写真16) |
レーダードーム(写真17) | 山頂標識から背振分屯基地方向を(写真18) |
背振分屯基地入口の標識(写真19) | 背振分屯基地入口(写真20) |
【感想 等】 5月下旬から8日間の日程で九州の山旅に行ってきました。 一番の目的は登り残してしまった日本三百名山を登るためで、行ったついでに福岡と長崎に寄るという計画です。 5月下旬を選んだのは一面の「ミヤマキリシマ」を見たいと思ったからです。 5月30日、静岡空港発福岡行きFDAに乗り10時半過ぎに福岡空港に着き、レンタカーを借りました。 そして必要な物を買い、すぐに1つめの山「背振山」に向かいました。 当初の計画では「車谷登山口」から往復4時間で登るつもりでした。 しかし、初日から雨。 この背振山は山頂に「航空自衛隊背振分屯基地」があり、山頂近くまで車で行くことが出来るのを知っていました。 11年前に「英彦山」に登った後、登ろうと思ったのですが福岡の友人宅に泊めていただき、行きたかった「吉野ヶ里遺跡」を見学し時間不足になり登るのを諦めました。 英彦山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-g/yama386/yama386.html 福岡から国道385号線を南下し背振少年の家方向に向かいます(写真1)。 車で走っているとかなり山の中に入り、南畑ダムがあり、筑紫那馬渓にさしかかります(写真2)。 道はあっているのか不安いっぱいで走り、「背振山 10分」が見えた時には(やっと着いた、よかった!)と思いました(写真3)。 広い駐車場はがらんとしていてトイレもあります(写真4)。 これが私の借りたレンタカーです(写真5)。 歩いて10分なら、そのまま行こうと着替えもせず傘を差して出発です。 駐車場脇にはヒメジョオンかな?咲いています(写真6)。 ここは「九州自然歩道」が通っているんですね(写真7)。 きっと登山道もしっかり整備されていて、晴れていればこの駐車場には多くの車が止まっているのでしょう。 進んで行くと「航空自衛隊背振分屯基地」があります(写真8)。 基地に沿ってある登山道を進んで行きます(写真9)。 駐車場からは見えませんでしたが、草が伸び雨で濡れた重さで山道側に傾いています。 その濡れた草がズボンを濡らします(写真10)。 草の中をわずか数m歩いただけでズボンはびしょ濡れです。 かつては立派な神社があったのでしょか(写真11)。 駐車場にあった看板を見ると「古くは修行僧が暮らしていた霊山としての歴史がある」そうです。 また、「禅僧栄西が中国からお茶の種を持ち帰りこの地で栽培したことから『日本のお茶の発祥地』と言われている」ともあります。 静岡もお茶所ですので、「禅僧栄西が中国からお茶の種を持ち帰った」というのは聞いたことがあります。 またその栄西の銅像もどこかで見たことがあるような気がします。 遣唐使や留学僧、または最澄がお茶の種を伝えたという説もあるようです。 私としてはお茶を誰が伝えてたとしてもいいです。 ありがたく毎日、新茶の茶葉を急須に入れ美味しく頂いています。 これらの石灯籠も歴史を感じる物です(写真12)。 ただ、私は7年前に新潟県佐渡市で登った「金北山(1172m) 日本二百名山」を思い出します。 金北山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-l/yama612/yama612.html やはり山頂に自衛隊の基地の中に神社があり放置された感じです。 (ここよりはましで、金北山は木造の神社が基地の陰に建っていました) すぐ横にレーダードームがでんと構えています(写真13)。 近くにあるこれは簡単な避難小屋でしょうか(写真14)。 アルミサッシの戸は取れてしまっていましたが、中に入ることが出来ました。 立派な敷地や石灯籠があるにしては小さな祠です(写真15)。 この中に神社のご本尊が入っていると思います。 そして、敷地の一画に三角点と背振山[1055m]山頂の標識がありました(写真16)。 ここには航空自衛隊だけでなく、アメリカ軍のレーダーサイトもあるようです。 もしかするとこれがアメリカ軍のレーダードームでしょうか(写真17)。 山頂標識から背振分屯基地方向をみるとこんな感じです(写真18)。 あの2本の塔もレーダーとか通信に関係する物かもしれません。 草で濡れたズボンが冷たいです。 戻りましょう。 すぐに背振分屯基地入口の標識まで戻りました(写真19)。 入口には「航空自衛隊 背振分屯基地」と表示されています(写真20)。 小雨の中を往復10分余の簡単山歩きでしたが、かつては遣唐使が渡航の安全を祈って参拝した立派な神社のあった背振山に思いをはせ、現在はアメリカ軍と共に北朝鮮動向を監視するレーダー基地になってる背振山で歴史を感じる時を過ごせて良かったです。 |