2023.12.18 MM第925号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る  

   

栗駒山[須川岳](くりこまやま 1627m)・珠岳(まぐさだけ 1424m) 

 岩手県一関市、宮城県栗原市、秋田県湯沢市・雄勝郡東成瀬村

日本二百名山、花の百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「  草紅葉を楽しみながら周遊をした 栗駒山・珠岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年10月2日(月)

【天候】        晴れ、ガス一時雨

【コース及び時間】  

須川温泉駐車場6:47発-7:03名残ヶ原7:08-7:15苔花台-7:39/7:44-7:56産沼-8:30栗駒山〈1627m〉

8:50-9:04天狗平-9:54/10:03-10:32珠岳〈1424m〉10:37-11:15珠岳天馬尾根コース登山口-11:50

須川温泉駐車場


        【 登り 1時間33分  下り 2時間46分   合計 4時間19分 】


コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【日帰り温泉】   須川高原温泉(岩手県一関市厳美町) 700円


  
須川温泉駐車場(写真1) ホテル横源泉から水蒸気が(写真2)
温泉蒸気の脇を登って行く(写真3) 少し登ると須川温泉が見える(写真4)
名残ヶ原(写真5) 標識が倒れている「苔花台」(写真6)
リンドウがたくさん咲いている(写真7) 栗駒山が見えてきた(写真8)
産沼(写真9) 山頂付近はガスが出てきた(写真10)
栗駒山[1627m](写真11) なだらかな天馬尾根を行く(写真12)
ツリガネニンジン(写真13) 雲の動きが速い、急に晴れたり・・・(写真14) 
紅葉が進んでいる(写真15) シラタマノキ(写真16)
濃く赤黄に紅葉している(写真17)  なだらかな尾根が続く(写真18)
草紅葉の草原が広がる(写真19)  須川温泉や須川湖が見えてくる(写真20)
珠岳[1424m](写真21)  アザミ(写真22) 
珠岳天馬尾根コース登山口(写真23)  須川湖(写真24) 
 

【感想 等】 

10月初め、「東北の7山、紅葉巡り」に行ってきました。
車で静岡から一番北の青森まで走り南下しながら山に登りました。

まず前日、「八甲田山」に登りました(メルマガNo.924)。
八甲田山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-r/yama924/yama924.html

本日は日本二百名山の栗駒山です。
「紅葉日本一」の山の1つと言われていて、今回の山旅の中心的な山です。
ただ、紅葉で人気がある故に「9月23日から10月15日までいわかがみ平まで通行規制」と言うことがわかりました。
いこいの村からシャトルバスで移動する必要があります。

それで、当初予定していた登山ルート「いわかがみ平から東栗駒コースで登り中央コースで下る」から「須川温泉から登る」ルートにしました。
今回の東北山歩きではロープウェイが設置された山もありましたが、始発時刻の関係もあり一度も利用しませんでした。混み合ったりバスやその他の乗り物を待ったり下山時刻等を束縛されたりするのが好きではないからです。

ということで、須川温泉登山口に向かいました。
ただ、須川温泉からのメインルート「須川コース」は昭和湖付近で硫化水素濃度が高いため立入禁止で産沼経由で登ります。

9年前の夏、この須川コース往復で栗駒山に登っています(メルマガNo.497)。
2014栗駒山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama497/yama497.html
この時は山頂はガス、花もそれ程多くはなく印象が薄い山歩きでした。


6時半過ぎ須川温泉登山口を出発しました(写真1)。
昨晩の雨で駐車場は少し濡れています。

須川高原温泉の右側の源泉から水蒸気が上がっています(写真2)。
その源泉水蒸気の脇を登って行きます(写真3)。

少し登ると須川高原温泉が見えます(写真4)。

7時、名残ヶ原に出ました(写真5)。
9年前の夏には花はあまりありませんでしたが、夏にはたくさんの花が咲くと説明板にありました。

そこから10分、標識が倒れている「苔花台」に着きました(写真6)。
このコースに入ったばかりの所にある標識も倒れていて方向を間違えている人もいました。
倒れた標識はすぐに直してほしいものです。

ここ苔花台が「須川コース」と自然観察路の産沼経由の分岐です。

自然観察路の灌木の中を登って行くとリンドウがたくさん咲いていました(写真7)。
灌木を抜けると栗駒山が見えてきました(写真8)。

8時前、産沼に着きました(写真9)。
普通の沼といった感じでした。

山頂付近はガスが出てきていました(写真10)。
ここで会った女性は地元の方で、天馬尾根を回って下山するということでした。

私は同じコースをピストンするか、周遊するか迷っていましたが、彼女の言葉で私も周遊することにしました。
地元の方が歩いているのなら、時間がかかるから止めようか迷っていた自分がだらしないように思えたからです。

8時半、栗駒山[1627m]山頂に着きました(写真11)。
はやりガスに覆われています。
残念ながら何もみえません。

少し休んだら西方向に進み天馬尾根を通りましょう。
なだらかな尾根を下って行きます(写真12)。

ツリガネニンジンが咲いています(写真13)。
8月頃よく見ますが、調べると10月まで咲くのですね。

この下りでは立っていられないくらいの強風に吹かれました。
私は下りだったので大丈夫でしたが、登って行った年配のカップルは大変そうでした。
この下りのコースで唯一会った人たちです。

雲の動きが速く、急に晴れてきたり曇ったり・・・(写真14)。

このあたりは紅葉が進んでいます(写真15)。
ヘリコプターが旋回していましたがテレビ局の紅葉の取材でしょうか?

白い実を付けた木があります、これはシラタマノキでしょうか?(写真16)

濃く赤・黄色に紅葉しています(写真17)。
これくらい紅葉すると見栄えがいいです。

なだらかな尾根が続きます(写真18)。
快調に歩いて行きます。

やがて木道になり、足元にはリンドウが咲いていました。
回りは草紅葉の草原が広がっています(写真19)。

右手の下に須川温泉や須川湖が見えてきました(写真20)。

10時半、珠岳[1424m]に着きました(写真21)。
アザミが咲いています(写真22)。

やがて樹林に入りました。

11時過ぎ、珠岳天馬尾根コース登山口に降りました(写真23)。
あとは舗装された車道を歩くだけです。

11時20分、須川湖に着きました(写真24)。
そして栗駒山荘の横を通り、登山口の須川温泉高原ホテル駐車場に着きました。

最初は晴れていましたが、山頂近くではガスにやられ変わりやすい天気でしたが、まあまあの紅葉を見ることができ周遊を楽しむことが出来ました。

当初、栗駒山荘で入浴する予定でしたが、駐車場が満車でしたので登山口の須川高原温泉に入りました。
それほど人もいないのでゆっくりでき、露天風呂も気持ちが良かったです。


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