2022.09.19 MM第860号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2022年7月23日(土) 【天候】 雨 【コース及び時間】 三俣山荘5:17-5:59三俣蓮華岳6:05-6:37三俣山荘 【 登り 42分 下り 32分 合計 1時間14分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
三俣山荘を小雨の中、出発(写真1) | コバイケイソウが満開だ(写真2) |
三俣峠(写真3) | 三俣蓮華岳の山頂(写真4) |
三俣蓮華岳山頂の様子(写真5) | お花畑が広がる(写真6) |
ガスも出て展望がない(写真7) | 山道は沢のように水が(写真8) |
使用不能になったニコンカメラ(写真9) | 帰宅後、防水カメラを購入(写真10) |
楽天スマホだけでは不安だ(写真11) | 街中で圏外、GPS信号失う?(写真12) |
【感想 等】 7月下旬、4泊5日で「北アルプス裏銀座&高天原周辺」を周遊してきた。 今回のコースは、高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)→野口五郎岳→鷲羽岳→三俣山荘(泊)→三俣蓮華岳→雲ノ平→高天原山荘(泊、高天原温泉)→赤牛岳→水晶岳→水晶小屋(泊)→南真砂岳→青嵐荘→高瀬ダムである。 1日目は「高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)」。 烏帽子岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama855/yama855.html 2日目は烏帽子小屋を出発し野口五郎岳に登った。 野口五郎岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama856/yama856.html そして鷲羽岳越え、三俣山荘に宿泊した。 鷲羽岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama858/yama858.html 三俣山荘で朝食を済ませ、5時21分に山荘を出発した(写真1)。 (山荘の様子は別ブログにまとめてある) 三俣山荘 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202208170000/ 天気は小雨。 雨合羽を着てサブザック、ニコン1眼レフデジタルカメラはビニルに包み首から提げての出発である。 風も強くないし、他に登山者がいないので傘を差して行くことも考えたがカメラの雨対策はビニルだけにした。 少し歩くとコバイケイソウたくさん咲いていた(写真2)。 小雨でもその素晴らしさはわかる。 30分ほどで三俣峠に着いた(写真3)。 双六小屋への巻き道分岐だ。 その先で写真を撮ろうと思ったらシャッターが全く動かない。 これまでも雨の中で撮影をしてきてシャッターが動かなくなることは時々あった。 一番多かったのはレンズを装着するマウントが湿りオートフォーカスが効かなくなりシャッターが押せなくなる。 その場合はマニュアルにして撮影してきた。 カメラが濡れないように雨合羽の内側に入れておいた時にはレンズが曇ってしまった。 時にはレンズの内側も曇りぼけた写真しか撮れなくなった。 しかし今回は5時50分を最後にニコン1眼レフカメラが全く動かなくなった。 どうもバッテリーボックスに水分が入ってしまったようだ。 使い物にならないのでサブザックにしまい、今後はスマホで撮影することにした。 スマホもかつては防水でないので雨で濡れ修理に出したこともある。 今のは防水機能があるのでビニール袋に入れ撮影時だけ出せば何とか撮影できる。 6時、三俣蓮華岳の山頂に着いた(写真4)。 (ここから下山までの写真はすべてスマホでの写真である) 展望はない。 三俣蓮華岳は3回目である。 1回目は白馬岳から槍ヶ岳8泊9日のテン泊で、もう1回は折立からテン泊で高天原、雲ノ平を周遊した4泊5日の山歩きである。 どちらも8月であったが天気はよかった。 昨日は13時に三俣山荘に着いたので時間は十分があったので、昨日登っておけば良かったと少し後悔した。 山の天気はめまぐるしく変わるので「明日の100より今日の50」であるが・・・。 カメラの故障にしても天候にしても後悔しても何も始まらない。 なるようにしかならないのである。 山頂には誰もいない(写真5)。 カメラ撮影が好きで中学時代から撮影したフィルムやデータなどは全部とっておいてある。 個展も何回か開催させていただいている。 雨の中なら雨の中の写真が撮れるので普通に撮ってきた。 しょんぼりして三俣山荘に向かって下山をする。 お花畑が広がっているのを見ながら下る(写真6)。 見通しが良ければもっとお花畑や山々が見えるのであろう(写真7)。 この雨で山道は沢のように水が流れている(写真8)。 黒部の源流を通り雲ノ平に下る今日のコースが心配になる。 6時半過ぎ、三俣山荘に戻る。 雨でカメラを壊してしまった山歩きであった。 壊れたニコンカメラ(写真9)。 ニコンプラザ東京にカメラを持って行き見てもらったが最低修理に15000円ということだった。 新しい一眼レフを買うことも考えたが、中学時代からカメラを手にしてきて雨の中でも使うには防水カメラが一番という結論に達し、山ではコンパクトデジカメを使うことにする(写真10)。 また、今回はスマホを2台持っていった。 1台はずっと使ってきた楽天スマホ。 もう1台はサブとしてのドコモのスマホ(写真11)。 楽天スマホを電話無料、通信費0円で使う事が多かった。 (今月から3GBまで980円になったが、これまで1GBまで無料だった。家でWiFi下で仕事をするので1GB以下での使用が多かった。また電話はRakuten Linkで無料だ) 安いし気に入っているのであるが、最近少し不安になってきている。 昨年夏9日間レンタカーを借りて北海道の山に登ったが、国道でも圏外になってしまい電話もかけることができない状態になった。 また、google mapを使って地元の街中を走っていても「GPS信号が失われました」となることが度々あった。 天城山では今年4月に登山アプリのGPSが機能せず困った。 天城山中でGPSが不調で困った話 2022/4/26 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202204300000/ また、地元焼津アルプス登山の集合場所である「花沢の里観光駐車場」では圏外になってしまい電話での対応ができない事が多い。 楽天のアンテナがない所はauエリアのローミングをしているがここではauも圏外であり、ここの集落で商売をしている人も困っている。 信じられないことであるが、家が何軒もある花沢集落内でもauは圏外で使うことができないのである。 4月には「知床遊覧船沈没事故」もおき、auの受信エリアの狭さ、docomoの優位性がわかった。 楽天スマホはもっと繋がらないのが現状である。 それは山でも同じである。 山歩きで安心して活動できるアイテムとしてGPSや広い範囲で通話のできるスマホは必要不可欠の物である。 私が使い込んでみて初めてわかったことである。 docomoショップにこんな掲示があった(写真12)。 ネットで調べると残念ながら楽天の圏外が増えているという口コミがたくさんある。 また楽天はGPSの受信が弱いのではないか、という書き込みもあった。 しかも楽天ショップではその対応はしないし、ネットの窓口もなかなか連絡がつかない。 楽天スマホの電波障害や圏外が新聞やTVなどのニュースで全く取り上げないのも不思 議である。 9月初旬、初めて「楽天電波障害」の小さな記事があった。 4月には天城から帰宅後、私のスマホが故障かと思いメーカーに電話で尋ねたりしたが、それは違っていた。 最近、楽天モバイル「富士山頂で初めて4Gおよび5G通信サービスの提供を開始」というニュースがあった。 https://corp.mobile.rakuten.co.jp/news/press/2022/0826_01/ とても素晴らしくありがたいことであるが、まずは人の住む集落でも通信サービスを確実なものにしていただきたい。 (「花沢の里観光駐車場」で圏外については半年ほど前に楽天に伝えたが未だ解決していない) 私は楽天が好きでクレジットカードから旅行などいろいろ利用しているがスマホの対応は今一歩である。 「1GBまで無料」がなくなり9月までに他に乗り換えた人が多いだろう。 これからの楽天の動向が楽しみである。 今回は三俣蓮華岳の様子をもとに、その後のカメラ、スマホのことも書いてみた。 みなさんの利用の仕方も知りたいところである。 |