2022.11.21 MM第869号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


常念岳(じょうねんだけ 2857m) 長野県安曇野市・松本市

北アルプス 日本百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 ご来光を楽しみ快適な縦走をした 常念岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年10月14日(金)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

大天荘5:25発-5:53ご来光5:57-6:29/36-7:07横通岳〈2767m〉7:12-7:44常念小屋7:53-8:30/35-

9:00常念岳〈2857m〉-(続く)

 【(大天荘~常念小屋) 2時間3分  (常念小屋~常念岳) 1時間2分  合計 3時間5分】

*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
大天荘を5時28分出発(写真1) 東の空が明るくなってきた(写真2)
富士山、南アルプスの空も染まる(写真3) 紅葉したウラシマツツジにも霜が(写真4)
5時53分、太陽が顔を出し始める(写真5) 雲海の上にご来光(写真6)
槍ヶ岳も色づく(写真7) 穂高連峰にも朝日が当たる(写真8)
朽ちた標識(写真9) 雲海と朝日(写真10)
私の陰が伸びる(写真11) 横通岳〈2767m〉三角点(写真12)
輝く雲海(写真13) 常念岳と常念小屋(写真14) 
常念小屋(写真15) 横通岳と大天井岳(写真16)
槍穂高連峰の山々(写真17)  常念岳[2857m](写真18)
常念岳(写真19)  槍ヶ岳と月(写真20)
上高地乗鞍方面(写真21)  ガスが湧いてくる(写真22) 
 

【感想 等】 

2泊3日で北アルプス表銀座パノラマコース、中房温泉→燕岳→大天井岳(大天荘泊)→常念岳→蝶ヶ岳(蝶ヶ岳ヒュッテ泊)→上高地と歩いた。

これまで中房温泉から燕山荘→燕岳→燕山荘→大天井岳大天荘泊)までを書いた。
燕岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama867/yama867.html
大天井岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama868/yama868.html
大天荘泊 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202210270000/
今回は大天荘から常念岳である。

大天荘の詳しい様子は上のURLに載せてある。
5時過ぎ、朝食を取りすぐに出発した。
少し明るくなりライトはいらないが、まだ太陽は昇っていない(写真1)。
槍ヶ岳が今日もはっきり見え、天気も良さそうである。

数分で東の空が少し明るくなってきた(写真2)。
富士山、南アルプスの空も少し染まり出した(写真3)。

足元の紅葉したウラシマツツジには霜が付いている(写真4)。
放射冷却で朝方はやや冷え込み開いた寝袋と毛布1枚ずつでは少し寒かった。
着るための服は持っていたが、面倒でそのまま朝を迎えた。

5時53分、太陽が顔を出し始める(写真5)。
荷物を下ろし、ご来光を拝む。
太陽はあっという間に全体の姿を現した。
雲海の上にご来光が輝く(写真6)。

少しだけであるが槍ヶ岳も色づく(写真7)。
そして、穂高連峰にも朝日が当たる(写真8)。

ご来光を拝み、今日も素晴らしい日になる予感がしてきた。

少し歩くと、腐り朽ちた標識があった(写真9)。
これは大して重要な標識ではないが、私は別の山で以前、倒れていた標識で道を間違えたことがあった。
標識は早めに直していただきたいものである。

太陽を左前方に見ながら尾根を歩いて行く。
雲海と朝日がきれいだ(写真10)。

時刻はまだ午前7時、私の陰が伸び足長の大男の姿が地面に写る(写真11)。

今日の予定は大天荘から蝶ヶ岳ヒュッテまでで、時間的にも余裕がある。
横通岳を迂回するコースもあるが尾根を歩き横通岳〈2767m〉三角点を通る(写真12)。

輝く雲海が素晴らしい(写真13)。
こんな雲海を見ることができるのも稜線にある山小屋に泊まったからである。

そんなことを考えていたら、常念岳と常念小屋が見えてきた(写真14)。

7時半過ぎ、常念小屋に着いた(写真15)。
この小屋も稜線にあり素晴らしい展望がある小屋の1つである。
小屋の後ろに槍穂高などが見える。

常念小屋前で少し休んだら常念岳をめざす。
30分ほど登ると、常念小屋の先に今日歩いてきた稜線、横通岳と大天井岳が見える(写真16)。

そして槍穂高連峰の山々も屏風のように見える(写真17)。

常念小屋から1時間余で常念岳[2857m]山頂に着いた(写真18)。
そこにはこの祠以外に方位盤があり、槍ヶ岳の左に見えるのは黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳などであることを教えてくれる。
7月に歩き多くの花々に出会った裏銀座の山々での事を思い出した。

この常念岳は、10月上旬にヒエ平からピストンで登ったことがある(メルマガ&HP No.72)。
すっかり忘れていたその時のことも思い出した。
常念岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku/yama56/yama56.htm

前回も素晴らしい展望だったが、今回も素晴らしい展望の常念岳だ(写真19)。

槍ヶ岳の右上には白い月が見える(写真20)。
これもまたいい。

上高地、乗鞍方面もよく見える(写真21)。
その後ろに見えるのは御嶽山だろうか。

いくら見ていも飽きることはない。
しかし、ガスが湧いてくる(写真22)。

今日はもうひと登りし蝶ヶ岳ヒュッテまでである。
時刻はまだ9時だが先に進もう。

(次号に続く)


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