2024.02.19 MM第934号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る  

   

身延山(みのぶさん 1153m) 山梨県身延町・早川町 山梨百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 東参道でも西参道でも素晴らしい紅葉に出会えた 身延山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2023年11月21日(火)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

身延山仲町駐車場9:12-9:30久遠寺9:42-(東参道経由)-10:02丈六堂10:07-10:50三十六丁目10:59

-11:13法明坊-11:39身延山〈1153m〉12:10-(西参道経由)-12:29追分感井坊-12:42千本杉-12:59

裏参道二十五丁目13:04-13:33妙石坊-市道-13:50身延山仲町駐車場


     【 登り(東参道経由) 2時間1分  下り(西参道経由) 1時間35分   合計 3時間36分 】


コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
仲町駐車場前(写真1) 身延山久遠寺三門(写真2)
石段を登っていく(写真3) 五重塔(写真4)
本堂(写真5) 奥之院東参道(写真6)
丈六堂(写真7) モミジの紅葉(写真8)
ツツジが咲いていた(写真9) 二十七丁の石柱(写真10)
杉伐採中(写真11) モミジの紅葉2(写真12)
右から回り込む(写真13) 身延山[1153m]山頂(写真14) 
北側展望台(写真15) 奥之院(写真16)
南側展望台から(写真17)  富士山(写真18) 
奥之院参道 西コース(写真19)  モミジの紅葉3(写真20) 
千本スギ(写真21)  松樹庵から久遠寺と周辺の山々(写真22) 
今もモミジの植林を(写真23)  妙石坊から市道へ(写真24) 
 

【感想 等】 

紅葉の身延山をまた歩きたくなり11月下旬に出かけました。
2年前の11月中旬に焼津アルプス愛好会のみなさんと歩きました(メルマガ&HP No.819)。
2021身延山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-p/yama819/yama819.html

この時は東参道を登り、下りはロープウェイを使いました。
今回は登りは東参道、左は西参道と周遊で歩きました。


9時過ぎ、家から車で来て仲町駐車場に着きました。
平日のためか、駐車場はすいています。
仲町駐車場前の商店街も人通りが少ないです(写真1)。

通りを上り、久遠寺三門に行きます(写真2)。
三門を出た所にあるモミジは色づき始めていました。
前回は10日ほど前でしたが、もっと色づいていました。

身延山周辺でも今年は紅葉が遅れている感じです。
山頂付近の紅葉はどうでしょうか。

急な石段を登っていきます(写真3)。

三門から8分、五重塔に着きました(写真4)。
その前には本堂があります(写真5)。
せっかくですので、仏殿、客殿の方も見てきましょう。
立派な建物がたくさんあり毎回驚きます。

この久遠寺は何回も来たことがありますが、春のシダレザクラの時期が一番いいです。

見学したらロープウェイ乗り場の先にある奥之院東参道に行きましょう(写真6)。

石畳や車が通れる幅の道などを登って行くと丈六堂に着きました(写真7)。
この中には1丈6尺(約5m)の黄金の釈迦像が安置されています。
それで丈六堂と言われているのだそうです。
光り輝いている像を間近に見ることができて良かったです。

その先にあるモミジの紅葉は逆光に輝いていました(写真8)。

そして大光坊に着きました。
庭の日だまりではピンクと白のツツジが咲いていました(写真9)。
ここは、日溜まりになり暖かくて春のような気温になっているのでしょうね。

大光坊の先には「二十七丁」の石柱がありました(写真10)。
初めて登る人には参道に置かれているこの石柱の数字が励みになるかもしれません。

ただ、山頂まで何丁あるのか書かれていないのでわかりません。
そしてお寺にも山にも明確なルールはないのでよくわかりません。

この身延山は山頂近くで四十八丁まで見ることができました。
山頂が四十八丁なのか、山頂はその少し先なので五十丁なのか・・・。

全体を10に分け、1合目、2合目や一丁目、二丁目としている山は富士山などたくさんあります。
前号で紹介した日向山も全体を10に分け、1/10 2/10と表示してありました。

四十八丁から十数分登った所で杉を伐採していました(写真11)。
最近は便利な機会が増え伐採や運び出しが以前より楽になってきているのを感じます。
日本中に森林は多いですが、伐採や運び出しなどの方法・システムが確立されないと建築等で利用できません。

これまで里山などで放置されたたくさんの杉林や畑を見てきました。
是非、現在に合った「植林→間伐→伐採→植林」のサイクルを作ってほしいと思っています。

ここ身延山はモミジが多いです。
またモミジ林の紅葉がありました(写真12)。
急な山道の両側に紅葉した自然林が続きます。

11時過ぎ、法明坊に着きました。
杉林の左隙間から富士川が見えます。

四十八丁の先を左に行けば前回昼食を取った南側展望台にすぐに着きます。
真っ直ぐ行ったような踏み跡があるので右から杉林の中を回り込んで行ってみましょう(写真13)。

あまり歩かれてはいないようでしたが、11時半過ぎに身延山[1153m]山頂に着きました(写真14)。
この山頂標識があるのは北側展望台です(写真15)。
山頂付近に雲はありますが、南アルプスが見えます。

奥之院に行きましょう(写真16)。
久遠寺からロープウェイで上がってきた人たち数人に会いました。

では南側展望台に行きましょう(写真17)。
富士川や安部山系の山々が見えるこちらも北側展望台と同じくらい素晴らしいです。

もちろん、富士山も見えます(写真18)。
頭を雲の上に出した富士山ではありますが・・・。

ここにはベンチもあります。
今回もここで景色を眺めながらの昼食にしましょう。

下山は、奥之院参道の西コースで、左に進みます(写真19)。
写真のこの看板は紛らわしいです。
右に行く「→法明坊 下り30分」が東コースで、左に行く「←追分感井坊 下り40分」は西コースになります。

舗装された細い車が通れる道を歩いて行きます。
12時半、追分感井坊に着きました。
ここを真っ直ぐ進めば七面山に行くことが出来ます。
2006年にはこの先の「十萬部寺」まで車で来て身延山に登ったこともありました(メルマガ&HP No.147
十萬部寺から身延山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-b/yama147/yama147.htm

ここから千本杉を通り三門に下っていきます。
モミジの紅葉の中を進んで行きます(写真20)。

10分下ったらもう千本杉でした(写真21)。
これらの杉は山梨県指定の天然記念物になっているという表示がありました。

杉林が終わるとまたモミジ林の紅葉が続きます。
そんな中に真っ黄色のイチョウがあり変化に富んでいていいです。

途中、参道は道路から外れ松樹庵に降りていきます。
松樹庵からは久遠寺と周辺の山々の展望が広がっています(写真22)。

モミジの多い紅葉の素晴らしい山だなぁ、と思っていたらモミジの木を植え紅葉の山を創り出す努力をしているのがわかりました。
今もこのようにモミジの植林をしているのです(写真23)。

紀伊半島にある吉野山の奥千本、上千本、中千本、下千本の桜を思い出しました。
今でも信者が桜の苗木を奉納しそれを山に植え続け、益々桜が増えているのを見てきたからです(メルマガ&HP No.518)。
青根ガ峰 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-j/yama518/yama518.html

13時半、妙石坊に着きました。
ここにもたくさんのモミジが植えられています。
この妙石坊から舗装された市道へ出ます(写真24)。

13時50分、仲町駐車場に戻りました。

東参道にも西参道にも紅葉したモミジがたくさんあり、秋を充分楽しめた1日でした。


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