2024.03.04 MM第936号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る  

   

入笠山[2月](にゅうがさやま 1955m)・大阿原湿原

 長野県伊那市・富士見町 花の百名山 日本三百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 今年も一面の雪の中を楽しく歩けた 入笠山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2024年2月18日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  

富士見パノラマリゾートP8:25-8:36ゴンドラ乗り場-(ゴンドラ)-山頂駅8:53-9:00入笠湿原入口-9:05山彦荘

-9:20軽アイゼン着9:26-9:40入笠山〈1955m〉9:48-10:03首切清水-10:12大阿原湿原展望台-(周遊)

-10:22テイ沢分岐-10:39大阿原湿原展望台10:50-11:01首切清水-11:09八ヶ岳ビューP分岐-11:15

八ヶ岳ビューP11:30-11:38入笠湿原上入口-11:47山彦荘-12:01山頂駅-(ゴンドラ)-12:23富士見パノラマリゾートP


  【登り(山頂駅~入笠山)41分 下り(入笠山~大阿原湿原~山頂駅)1時間46分  合計 2時間27分】


コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際に歩きにかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
ゴンドラの待ち時間はわずか(写真1) アカノラ山経由で行く(写真2)
中腹の遊歩道を進む(写真3) 入笠山湿原(写真4)
山彦荘(写真5) 湿原を進む(写真6)
山道に入り軽アイゼンを装着(写真7) 入笠山[1955m]山頂(写真8)
八ヶ岳の上部は雲(写真9) 富士山が見える(写真10)
諏訪湖と雲の覆われた北アルプス(写真11) 南側は雲海(写真12)
首切清水は水が流れていない(写真13) 大阿原湿原(写真14) 
遊歩道を周遊する(写真15) 沢の苔(写真16)
樹林の中の遊歩道(写真17)  大阿原湿原展望台(写真18) 
ウサギの足跡(写真19)  八ヶ岳ビューポイント(写真20) 
サルオガセ(写真21)  入笠山湿原に戻る(写真22) 
雪だるま(写真23)  ゴンドラで下る(写真24) 
 

【感想 等】 

2月中旬、天気がよいと言うことで雪歩きができる入笠山に出かけました。
今年は暖冬で少し前には札幌大通りの雪も溶けてシャーベット状というニュースを見ました。

しかし富士見町はその時20cmくらいの積雪があったということで、シャーベットではないだろうという予想のもとに行きました。
雪なし県静岡で暮らしていますので、最近は年中ノーマルタイヤで過ごし、非常用にプラスチックチェーンを車に積んでいます。
ですから国道が陽が出て凍結していない午前8時過ぎ頃に駐車場に着き、雪が溶けて山道がシャーベット状になる前に下山したいと思いました。

入笠山は最近は1年に3回ほど通っています。
春のお花畑、秋の紅葉、そして雪歩きです。簡単に季節によって違う自然を楽しむことができるのがいいです。
花の入笠山(メルマガ&HP No.801) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-p/yama801/yama801.html
紅葉の入笠山(メルマガ&HP No.923) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-r/yama923/yama923.html
雪の入笠山(メルマガ&HP No.884) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama884/yama884.html

昨年2月には焼津アルプス愛好会の仲間達と来ましたが、スキー客で混んでいて第9駐車場に車を停め無料のシャトルバスでチケット売り場まで来たのですが、今回は近くの第2駐車場に停めることができました。

8時半過ぎ、ゴンドラで山頂駅に向かいます。
時間が早いのか、みなさん今日は来ないのか、ゴンドラの待ち時間はわずかで良かったです(写真1)。

9時前、出発です。
今日はアカノラ山経由で行くことにします(写真2)。
やはり雪はそれ程多くはなく、木の階段の雪が溶けています

アカノラ山中腹の遊歩道を進んで行きます(写真3)。
この一面の雪が気持ちいいです。

入笠山湿原の木道も見えていて、所々雪がなく枯れ草が見えています(写真4)。

山彦荘周辺には誰もいず静かです(写真5)。

雪がしまっているのでどこでも湿原を進む事ができます(写真6)。
雪が少ないので雪で作ったかまくらは子犬が入るくらいの大きさしかありません。

途中から右に方向を取り山道に入りましょう。
山道を数分歩いた所で少し滑り出しました。
軽アイゼンを装着します(写真7)。

9時半過ぎ、入笠山[1955m]山頂に着きました(写真8)。
山頂にいるのは写真に写っている10人余だけです。
登ってくる途中でも3組ほどしか会いませんでした。

山歩きよりスキーなのか、不思議なくらい少ない入笠山です。

八ヶ岳の上部は相変わらず雲がかかっています(写真9)。
富士山ははっきり見えます(写真10)。
諏訪湖の奥の北アルプスはやはり上部が雲の中です(写真11)。
南アルプスや中央アルプスも雲の中です。

南側は雲海が広がっています(写真12)。
山全部が見える山々の展望もいいですが、雲海もまたいいものです。

さあ、展望を楽しんだら大阿原湿原に向かいましょう。
昨年秋は、今回と全く同じコースを歩いています。
両方の写真を比べてみるのも楽しいです。
昨秋の入笠山(メルマガ&HP No.923) http://h1933.web.fc2.com/hyaku-r/yama923/yama923.html

下っていき、10時過ぎに首切清水に着きました(写真13)。
そこには水が流れていませんでした。
もし冬で清水が流れていなければ、高遠藩の金奉行は盗賊に首を切られることもなかった・・・、と思いました。

大阿原湿原に着きましたが、ほとんど人に会いません(写真14)。
入笠山であのように少しの登山者です。
ここ大阿原湿原に来るのはその内の10%くらいでしょう。

今回も遊歩道を周遊しましょう(写真15)。

テイ沢分岐を過ぎ、樹林に入ると沢の苔がきれいです(写真16)。
この部分だけ苔が雪に覆われていません。

樹林の中の遊歩道が秋より存在感があります(写真17)。

30分弱で大阿原湿原展望台に戻って来ました(写真18)。
雪の湿原を見ながら少し休みましょう。

帰路は首切清水上にある八ヶ岳ビューポイント分岐までは同じコースを戻ります。
途中、ウサギの足跡がありました(写真19)。
新雪だとこのようなフィールドサインがたくさんありますが、今日は初めて見付けました。

11時過ぎ、八ヶ岳ビューポイントに着きました(写真20)。
ここがいいのは「スマホ撮影セルフ台」があることです。
私も証拠の記録写真を撮りました。

少し行くと、サルオガセあります(写真21) 。
気のせいか、秋より増えている気がします。

そのまま進み、入笠山湿原に戻りました(写真22)。
雪原はどこでも歩くことができるのがいいです。

山彦荘前の入笠山湿原はまた少し雪が溶け木道がより現れたように思います。
まだシャーベット状になっている所がないのがいいです。

帰りは湿原入口から林道を通りましょう。
片隅に雪だるまがありました(写真23)。

12時、山頂駅に戻りゴンドラで下りました(写真24)。

今年も一面の雪の中を楽しく歩くことができた入笠山でした。


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