2022.10.10 MM第863号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


赤牛岳(あかうしだけ 2864m) 

富山県富山市 北アルプス 日本二百名山

この山の私の印象等は・・・                                         

「 温泉沢をジャブジャブ登り展望と花を楽しんだ 赤牛岳 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年7月24日(日)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

高天原山荘5:27-5:42高天原温泉-6:35温泉沢から山道6:40-7:07/12-7:39/44-8:16温泉沢ノ頭8:26-

9:00/05-9:33/38-9:56赤牛岳〈2864m〉10:05-10:43/47-11:17/23-11:45温泉沢ノ頭-(続く)

    【 (高天原山荘~赤牛岳) 3時間54分  (赤牛岳~温泉沢ノ頭) 1時間30分  合計 5時間24分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
5時半、青空が広がっている(写真1) 温泉沢に続く道(写真2)
高天原温泉横を通る(写真3) 雨が多く水の多い沢の中を進む(写真4)
中には膝までの深さが(写真5) 水が徐々に少なくなってきた(写真6)
温泉沢から山道に入る(写真7) 温泉沢から温泉沢ノ頭を(写真8)
この尾根を登っていく(写真9) 上がってきた温泉沢方向を振り返る(写真10)
シャクナゲ(写真11) あと少しで温泉沢ノ頭だ(写真12)
温泉沢ノ頭(写真13) 薬師岳方向の展望(写真14) 
これから向かう赤牛岳への稜線(写真15) 富士山も遠くに見える(写真16)
槍ヶ岳もバッチリ(写真17)  チングルマ(写真18)
ミツバツチグリ(写真19)  黒部湖が見える(写真20) 
立山の山々(写真21)   赤牛岳〈2864m〉(写真22)  
槍ヶ岳と稜線のお花畑(写真23)  2日目に歩いてきた稜線 (写真24)
 

【感想 等】 

7月下旬、4泊5日で「北アルプス裏銀座&高天原周辺」を周遊してきた。
今回のコースは、高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)→野口五郎岳→鷲羽岳→三俣山荘(泊)→三俣蓮華岳→雲ノ平→高天原山荘(泊、高天原温泉)→赤牛岳→水晶岳→水晶小屋(泊)→南真砂岳→青嵐荘→高瀬ダムである。

1日目は「高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)」。
烏帽子岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama855/yama855.html

2日目は烏帽子小屋を出発し野口五郎岳→鷲羽岳→三俣山荘(泊)。
野口五郎岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama856/yama856.html
鷲羽岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama858/yama858.html

3日目は小雨の中、三俣山荘を5時21分に山荘を出発し、三俣蓮華岳ピストン。
(山荘の様子は別ブログにまとめてある)
三俣山荘 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202208170000/
三俣蓮華岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama860/yama860.html

その後、祖父岳、雲ノ平、高天原と歩き高天原山荘に泊まった。
また、その日には高天原温泉&竜晶池に出かけた。

4日目である。
前日は水量が多く薬師小屋から高天原山荘への薬師沢が通行不可であった。
温泉沢が通れるか不安ではあったが、山荘スタッフが前日温泉沢に行った登山者が戻ってこなかったので大丈夫だろう、というので温泉沢ノ頭に登ることを決心した。


5時半前、山荘を出発する。
天気は快晴、進行方向には気持ちよい青空が広がっている(写真1)。
高天原温泉、温泉沢に続く道を進んで行く(写真2)。

高天原温泉に着くと先客2人がいた(写真3)。
入浴したかはわからないが、出発の準備をしていて私の後を登ってきた。

さあ、ここからは山道がほぼなく沢を登っていく。
そこには所々に赤い丸印はあるが、最近は雨が多くかなりの部分が沢の中を進む(写真4)。

2人組が私に追いついたので前後しながら一緒に登っていく。

中には膝までの深さの所もあり緊張して通過した(写真5)。

1時間ほど登ると、水が徐々に少なくなってきた(写真6)。
沢歩きは1時間ぐらいと聞いていたので、もう少しで山道があるはずである。

大きな石に左矢印があり温泉沢から山道に入った(写真7)。
私は彼らと別れ、登山靴を脱いで濡れた靴下を絞って水気を切った。
ここまで来れば一安心である。

温泉沢ノ頭方向を見ると近くに雪渓も見える(写真8)。

少し登ると三俣蓮華岳方向の山々が見えてきた。
赤牛岳への稜線も少し見える。
これからこの尾根を登っていくのだ(写真9)。

上がってきた温泉沢方向を振り返る(写真10)。
薬師岳だろうか、後方に見える。
先ほど追い抜いた2人組も見える。

7時過ぎ、シャクナゲの木に花が付いていた(写真11)。
雨が多いので花びらは痛んでいる。

小ピークを過ぎるとなだらかになった。
あと少しで温泉沢ノ頭だ(写真12)

8時過ぎ、温泉沢ノ頭に着いた(写真13)。
素晴らしい展望である。

昨日歩いてきた雲ノ平方向の展望もいい。
薬師岳方向の展望はそれ以上だ(写真14)。

これから向かう赤牛岳への稜線も見える(写真15)。

なんと、富士山も遠くに見える(写真16)。
もちろん、槍ヶ岳もバッチリ見える(写真17)。

水晶岳方向に向かう2人組と別れ赤牛岳に向かう。
稜線歩きはお花畑と展望が楽しみである。

チングルマが白い花を咲かせている(写真18)。
タカネヤハズハハコがあり、ミツバツチグリがある(写真19)。
イワカガミやコケモモの花もある。

10時、赤牛岳に着いた。
そこからは黒部湖がよく見える(写真20)。
もちろん、立山の山々も後ろにでんと構えている。
それをアップで撮っておこう(写真21)。

赤牛岳の山頂の標識も記念に写しておこう(写真22)。
これまで2回、高天原や水晶岳に来ていたが、ここまで足を伸ばせなかった赤牛岳である。

花や景色を楽しみながら下ろう。

よく見ると、朝出発した高天原山荘が眼下に見える。
また左の稜線に21日に泊まった烏帽子小屋も見える。

アオノツガザクラ、ミネズオウが咲いている。
槍ヶ岳と稜線のお花畑が一緒に見える(写真23)。

2日目に歩いてきた稜線、烏帽子小屋から真砂岳と見える (写真24)。

11時半過ぎ、温泉沢ノ頭に着いた。

4日目の今日が一番いいの天気で、温泉沢歩きは少し大変だったが、稜線に出てから
は花と展望を十分楽しむことができた。

ここ温泉沢ノ頭で展望を楽しみながら昼食としよう。
(水晶岳、水晶小屋へ続く)


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