2023.05.15 MM第894号

    私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 デジタル版『18切符風ドイツ貧乏旅行』 CDR 実登 山梨百名山     TOPに戻る     


那岐山 (なぎさん 1255m) 鳥取県智頭町・岡山県奈義町

日本三百名山 中国山地

この山の私の印象等は・・・                                         

「 登山口周辺で紅葉に出会い気持ちよく周遊した 那岐山 」
 
                            

*下に私の感想等の文があります。            

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【歩いた日】     2022年11月10日(木)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】  

那岐山BC登山口P6:49-6:51BCコース分岐-(Cコース)-7:39大神岩7:43-8:10滝山分岐-8:20那岐山

〈1255m〉8:25-8:35ABコース分岐-(Bコース)-8:59林道9:04-9:06黒滝分岐-9:10黒滝9:12-9:14

黒滝分岐-9:40BCコース分岐-9:42那岐山BC登山口P


            【 登り 1時間27分  下り 1時間10分    合計 2時間37分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
那岐山BC登山口(写真1) BCコース分岐(写真2)
モミジの紅葉の中を進む(写真3) 秋色の染まる(写真4)
水場(写真5) 大神岩(写真6)
整備された標識(写真7) 避難小屋(写真8)
那岐山[1255m]山頂(写真9) スミレの返り咲き?(写真10)
山頂方向を振り返る(写真11) 黄葉の葉(写真12)
クマササの道を行く(写真13) 展望が開ける(写真14) 
鎖を伝わって黒滝へ(写真15) 黒滝(写真16)
きれいなコケが(写真17)  苔むした倒木(写真18) 
小さな沢(写真19)  沢に架かる木橋(写真20) 
 

【感想 等】 

11月の四国・中国の山歩きをまとめている。
四国中国地方で登り残した二百名山、三百名山に登るのが今回の7日間の山旅であった。
またついでに気になっていたスポットに立ち寄ろうと計画した。

1日目は静岡から四国愛媛まで660kmの移動をし、2日目は「伊予富士(1756m)」、「瓶ヶ森(1897m)」、「石鎚山(1982m)」を歩いた。
3日目は今治や「しまなみ海道」を楽しみ、4日目は「吾妻山(1239m)」、「道後山(1268)」に登った。
伊予富士 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama889/yama889.html
瓶ヶ森 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama890/yama890.html
石鎚山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama891/yama891.html
しまなみ海道 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202212150000/
吾妻山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama892/yama892.html
道後山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama893/yama893.html


そして5日目は鳥取県と岡山県境にある那岐山(1255m)に登る。
著名な山は県境にあるものが多く、登山口までは時間がかかることが多い。
道後山は鳥取県・広島県境だったので一度中国自動車道に出て東城ICから津山ICまで高速で移動し県道53号を北上して岡山県奈義町にある那岐山BCコース登山口のある第3駐車場に着いた。

那岐山は氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されていると言うことでいろいろ整備されている感じがした。
また、那岐山には周遊コースがありうれしい。
今回はCコースで登り、Bコースで下る。

7時前、那岐山BC登山口を出発した(写真1)。

登山口から紅葉のモミジが出迎えてくれる。
今回の山&旅ではこれまでたいした紅葉には出会っていなかったのでスタート地点からうれしかった。

登山口から2分でBCコース分岐だった(写真2)。
私は左側のCコースに進む。

数分進むと見事なモミジの紅葉があった(写真3)。
杉林を抜けた所でも秋色の染まった風景があった(写真4)。

その先には地図にも出ている水場があった(写真5)。

手入れの行き届いた杉林を抜けると灌木になり、大神岩があった(写真6)。
「標高1000m」と書かれている。

あと250mの高さを登れば山頂である。
灌木はほとんどが広葉樹でその枝から葉を落とし、地面は紅葉した葉で覆われている。
那岐山の良い所は整備された標識があることだ(写真7)。

たくさんのコースがあるが、迷ったり間違ったりしないようにABCコースと記号が付けられ表示されている。
また、写真のようにしっかりした標識が設置されている。

8時前、うっすらガスが出てきた。
道の脇にある岩には字が彫られている。
「須佐之男命」と彫られているようである。
修験道の痕跡である。昔から歴史のある山なのだ。

樹林を抜け縦走路に出る(滝山分岐)とそこに三角点があり、その先に避難小屋もある(写真8)。
避難小屋の中はよく掃除されてきれいだった。

付近には「神仏ポイント」を紹介する看板もあった。

滝山分岐から10分で那岐山[1255m]山頂だった(写真9)。
残念ながらガスがかかり展望はない。
山頂付近だけガスっているのかもしれないが・・・。

Bコースで下るため東方向に進んでいくとスミレが咲いている(写真10)。
スミレは春咲くものだと思っていたが、これはスミレの返り咲きだろうか?
花が少ない時期であるので見ることができて良かった。

山頂から10分、分岐があり蛇渕(B) コースを下っていく。

山頂方向を振り返る(写真11)。
まだ山頂付近はガスで覆われている。

その先には黄葉したモミジ類の葉があった(写真12)。
赤い葉もいいが黄色も悪くない。

樹林から出てクマササの道を行く(写真13)。
薄いガスはかかっているがようやく展望が開ける(写真14)。
山の中に集落が点在しているのがわかる。
見えているのは奈義町の家々だろうか?

林道を過ぎ9時過ぎ、黒滝分岐に着いた。
まだ時間は十分ある、黒滝まで足を伸ばしてみよう。

中腹を回り込むように、鎖を伝わって黒滝へ向かって進んで行く(写真15)。
わずか4分で黒滝に着いた(写真16)。
雨が降らなかったためだろうか、水はちょろちょろと流れているだけであった。

黒滝分岐に戻り下っていくと水場があり、その先にはきれいなコケが生えていた(写真17)。
生き生きとしたコケは見ていて気持ちがいい。

その先には苔むした倒木もあった(写真18)。

紅葉した木の葉が敷き詰められた中、水が流れている小さな沢がある(写真19)。
この水のおかげで木々が良く育ち林業が盛んな地域なのだろう。

沢に架かる木橋があり、その先には出発直後に通った「BCコース分岐」であった(写真20)。
9時半過ぎ、駐車場に戻った。

今回の四国・中国の山歩きで一番の紅葉を見ることが出来た那岐山だった。
休憩を入れて3時間弱の楽しい山歩きだった。


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