2022.10.24 MM第865号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2022年7月25日(月) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 水晶小屋5:13-5:39東沢乗越5:44-8:35/40-6:18/23-6:36竹村新道分岐-7:07/12-7:27南真砂岳〈2713m〉 -7:46/51-8:35/40-8:41湯俣岳〈2379m〉-9:16/21-9:50/55-10:04槍見石展望台-10:24晴嵐荘-10:31/41 -11:12/22-11:56/02-12:31/36-13:02高瀬ダム 【 水晶小屋~青嵐荘) 4時間31分 (青嵐荘~高瀬ダム) 2時間7分 合計 6時間38分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 【日帰り温泉】 心笑館 こまどめの湯(大人 500円) 長野県大町市平高瀬入2112-316 TEL0261-85-2615 |
朝早くから小屋の前は人がいっぱい(写真1) | チシマギキョウ(写真2) |
これから向かう真砂岳方向(写真3) | ミツバツチグリ(写真4) |
ハクサンイチゲ(写真5) | 竹村新道分岐(写真6) |
クルマユリ(写真7) | トリカブト(写真8) |
ハクサンチドリとイワオウギ(写真9) | シャクナゲ(写真10) |
振り返ると上部は雲が降りてきている(写真11) | 南真砂岳[2713m](写真12) |
クマザサが生い茂る中を下る(写真13) | 湯俣川(写真14) |
青嵐荘(写真15) | 吊り橋を渡る(写真16) |
もう1つ、木橋を渡る(写真17) | 高瀬川の右岸道を行く(写真18) |
新しく修理された木橋(写真19) | 高瀬湖を見ながら進む (写真20) |
【感想 等】 7月下旬、4泊5日で「北アルプス裏銀座&高天原周辺」を周遊してきた。 今回のコースは、高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)→野口五郎岳→鷲羽岳→三俣山荘(泊)→三俣蓮華岳→雲ノ平→高天原山荘(泊、高天原温泉)→赤牛岳→水晶岳→水晶小屋(泊)→南真砂岳→青嵐荘→高瀬ダムである。 1日目は「高瀬ダム→烏帽子岳→烏帽子小屋(泊)」。 烏帽子岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama855/yama855.html 2日目は烏帽子小屋を出発し野口五郎岳→鷲羽岳→三俣山荘(泊)。 野口五郎岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama856/yama856.html 鷲羽岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama858/yama858.html 3日目は小雨の中、三俣山荘を出発し、三俣蓮華岳ピストン。 (山荘の様子は別ブログにまとめてある) 三俣山荘 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202208170000/ 三俣蓮華岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama860/yama860.htm そして祖父岳、雲ノ平、高天原と歩き高天原山荘に泊まった。 また、その日には高天原温泉&竜晶池に出かけた。 4日目は温泉沢を遡上し温泉沢ノ頭に登り、そこから赤牛岳をピストンし水晶岳に登り、水晶小屋に泊まった。 赤牛岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama863/yama863.html 水晶岳 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-q/yama864/yama864.html 水晶小屋 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202209040000/ いよいよ5日目、最後の日である。 朝5時に水晶小屋で朝食をいただき、小屋から出ると外にはすでに大勢の人が出発の用意をしていた(写真1)。 今日は曇り、黒っぽい雲が広がっている。 足元にはチシマギキョウが咲いている(写真2)。 これから向かう真砂岳方向にも上空に黒い雲がある(写真3)。 水晶小屋の人だろう、伸びた草を刈ってくれてある。 30分弱で東沢乗越に着いた。 ミツバツチグリかな?いっぱい咲いている(写真4)。 そしてハクサンイチゲも一面に咲いている(写真5)。 6時半過ぎ、竹村新道分岐に着いた(写真6)。 ここは22日に烏帽子小屋から三俣山荘に行く時通ったが、その時「橋流出 徒渉あり 青嵐荘」と電話番号を書いてある木札があった。 それで、24日電話で確かめたら徒渉しなくても大丈夫という返事をいただけた。 ラッキーである。 ここからは竹村新道を下っていく。 少し下るとクルマユリ(写真7)、ハクサンフウロ、トリカブト(写真8)、シナノキンバイが咲いている。 そして、ハクサンチドリとイワオウギなどもある(写真9)。 お花畑が終わると、シャクナゲが咲いている(写真10)。 途中ザックが置いてあり、ピストンをしている人がいるのだろう。 振り返ると上部は雲が降りてきている(写真11)。 若い男性のソロとすれ違った。 7時半前、南真砂岳[2713m]に着いた(写真12)。 2人に会ったが、2人とも竹村新道分岐からの往復のようだった。 写真のように展望は良くないのにわざわざ往復するのはなぜなのか疑問であったが、あとで理由がわかった。南真砂岳[2713m]は日本百高山89位の山なのだ。 日本百高山制覇を考えている人にとってはその日展望が良くなくても立ち寄らなくてはならない。 ここからは樹林帯に入る。 針葉樹の中を下ること約1時間、湯俣岳[2379m]に着いた。 樹林帯の中で展望はないし、表示がなければピークだと気づかずに通過してしまうところであった。 クマザサが生い茂る中を下っていく(写真13)。 槍見石展望台手前まで下るとクマザサの中に草刈り機が置いてあった。 青嵐荘の親父だろう、下から順にクマザサを刈ってくれているのだ。 槍見石展望台からは槍を含め上にそびえる山は雲に隠れていた。 そこから15分ほど下ると湯俣川が大きく見えてきた(写真14)。 登山口は近い。 10時半前、竹村新道入口に着いた。 青嵐荘の前では親父達が2人で作業していた(写真15)。 「橋流出 徒渉あり」と板に書いてあったのは本流なのか支流なのか・・・・。 本流に架かる立派な吊り橋を渡る(写真16)。 それから河原を少し歩き木橋を渡る(写真17)。 きっと流出したのは後者だろう。 本流は深く流れも速いので渡るのはかなり大変そうだ。 周辺の地図を見た時、青嵐荘までは車道が続いていると思っていたが、違っていた。 車道があるのは対岸であり、今は車は通行できない。 高瀬川沿いの右岸道を行く(写真18)。 無名避難小屋を過ぎ快適に歩いて行く。 台風等で道は至る所で修復された形跡がある(写真19)。 12時過ぎ、高瀬湖が左手に見え、高瀬湖を見ながら進む (写真20)。 13時過ぎ、高瀬ダムに着いた。 私はアルプス第1タクシーを15時に予約してあったが、なんと2時間も早く着いてしまった。 ダムには2台のタクシーが待っていたが、それはアルピコタクシーだった。 アルプス第1タクシーに電話をしたら、早くて20分かかるからアルピコタクシーに乗っていいと言ってくれた。 お陰様ですぐに私の車を駐車してある七倉山荘に着き、道を下った所にあるこまどめの湯に浸かることができた。 こまどめの湯 https://plaza.rakuten.co.jp/masarus/diary/202209080000/ 天気は今1歩であったが、お花畑や樹林を見ながら尾根下りを楽しんだ水晶小屋からの南真砂岳・湯俣岳歩きであった。 |